Try Something New

この世界の秘密を見つけ出すために、どんなことでもやってみて、いろんなことを考えます。

“TRY

燻製は飽くに足らず ダンボールで自家製燻製器を作って燻製してみた【その2】

【その1】に引き続き、いよいよ燻製に入ります。冷蔵庫の中で乾燥させた食材たちは、きちんと表面パリパリになっていますでしょうか?パリパリになっていることが確認できたら、自家製ダンボール燻製器の網の上に、食材同士がくっつかないように並べていきます。

週刊少年ジャンプで強度確認も行っていた上に、二段構成にしたため余裕をもって並べることができました。しかし、一人では到底食べきれない量であることを、まだこの時点の私は気づくよしもありませんでした。

f:id:utautan:20150220231103j:plain

上手に並べられたら、風で飛ばされないように週刊少年ジャンプで重しをします。これほどまでに週刊少年ジャンプが役に立つと思ったことはありませんでした。 

f:id:utautan:20150220231123j:plain

引っ越しの時に使用したダンボールだったので、左下には「服、大きめの本」などの記載があります。そんなダンボールも大出世して、今や大量燻製器です。

f:id:utautan:20150220231145j:plain

左下の小窓になっている部分から、火を付けたスモークウッドを入れます。一本丸々で購入していたのを半分に折って使用しました。

f:id:utautan:20150220231214j:plain

炭になっていくので、受け皿もセットしてあります。バットの上に網をのせただけの簡単な受け皿です。

あとは、いい感じに隙間を考慮しつつ密閉!小さな隙間から煙がひょろひょろと出てきます。

この時、同じ場所に洗濯物とかを干しておくと完全に燻製臭になるのでお気をつけ下さい。

f:id:utautan:20150220231236j:plain

2時間くらいしたら、一度食材をひっくり返したり、チーズから出る水分を拭き取るために箱をあけます。この時はまだあんまり色がついていなかったので、追加で2時間そのまま燻しました。

その後、一度ひっくり返し、また3時間放置。途中でスモークウッドがなくなったので、残りの半分を投入。さぁ、待ち望んだ完成は近い・・・!

 

ドアを!あけます!

 

f:id:utautan:20150220231255j:plain

めっちゃ美味しそうな色になってるー!!!スモークウッドは灰と化しました。食材は全ていい感じに色がついています。

f:id:utautan:20150220231324j:plain

お皿に取り出したところ。豚バラ肉も完璧にベーコンですね。

f:id:utautan:20150220231345j:plain

特筆すべきはチーズ。ただのナチュラルチーズだったこいつがしっかりといぶされ只者ではないいい匂いを発しています。この後、全ての食材は煙をなじませるために丸一日冷蔵庫でおやすみするのですが・・・

f:id:utautan:20150220231406j:plain

チーズだけ温かいうちに2切れ食べちゃおう!これはお洒落なバーとかでお通しと称して500円くらい取られるやつや・・・めっちゃ美味しい・・・ビール欲しい・・・

 

他の食材も食べたいのをぐっと我慢して、お皿に乗せてラップで包んで冷蔵庫へ。1日かけて煙を馴染ませます。より美味しくなるためには何よりも時間が必要なのです。

 

・・・

 

そうして翌日。

f:id:utautan:20150220231424j:plain

 

美味!うおお!!週末の楽しみの為に1週間くらいかけて燻製器、仕込み、頑張ってみませんか!

ただし、冷蔵庫のかなり広い範囲を使用することになるのでその辺りの調節にはお気をつけ下さい。

※あまりにも大量に作ったためこの後花火大会に持って行ったり、1週間くらいかけて地道に食べきりました。幸せでした。またやりたいな。

段ボールじゃない燻製器が欲しい方はこちら