こんにちは、冒険大好きうたこです。一緒にいたらふらふらどこかへ行ってしまっただって? 仕方ない。街は面白いものであふれているんだもの。
2014年の年末、実は私は何故か四国一周の旅をしていました。愛媛を通りがかった時、可愛いケーキ屋さんがあったのでつい立ち寄ってしまったのです。gooter(グーテ)さんにて購入したチョコケーキとぱふぱふしたクリームの何か。
(あと、日本酒。なぜケーキに日本酒? いいの、飲めれば)
美味しかったし何よりお店が可愛かった。焼きドーナツやマカロンなど、一通り流行った商品も網羅されておりました。奥ではジャムおじさんみたいなパティシエさんが何かを形作っていて、あぁ素敵だなぁ・・・と思いました。
でですね。
私はチョコムースのケーキが好きなのですが、チョコムースの判断基準はたった二つです。「食感の違いによる美味しさ」「チョコレートの濃厚さの中に爽やかさ」この二点が同時になされているケーキ。これが、美味しいケーキです。
まずは「食感の違いによる美味しさ」ですが、チョコムースと一口にいってもその構成は多くの場合
上に生チョコor上に板チョコ
薄い板チョコorチョココーティング
チョコムース
生クリームorチョコクリーム
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クッキーorタルト
となっており、柔らかいものの食感の違いを底で支える固い食感、そんな構成になっているわけです。そして、この柔らかさと固さは同じ幅で反比例していないといけない。綱引きをしないといけない。とにかく、このバランスが中途半端なチョコムースはだめです。チョコムースとして成り立っていない。
次に「チョコレートの濃厚さの中に爽やかさ」ですが、これはチョコレートの濃厚な甘みや苦みの中に存在する柑橘系もしくはベリー系の味のことです。柑橘系であればコアントローというオレンジのリキュールが使われていたり、オレンジピールが入っていることが多いです。レモンは結構レアかな。酸味が強いから使いにくい。ベリー系だとクランベリーとかラズベリーが入っていることが多いと思う。で、柑橘系が入っているのは濃厚よりはちょっとミルクよりのチョコレートの時。ベリー系が入っているのは濃厚ダーク系チョコレートの時。ほら、味も同じ幅で反比例! 綱引きをするんだ!
ということで今回のgooterさんのチョコムースはというと、ミルクのちょい濃い目チョコムースにオレンジピールが刻まれて少々入っており、下部分はビスケット(だったような)感じで全体的には優しい仕上がりでした。みんなが弱めに綱引きしている感じ。でも美味しかった!
なので愛媛に立ち寄った際はぜひ行ってみてください。って愛媛かー! 遠いな!