(2017.04.15更新)
愛媛県の宇和島にある鯛飯定食のお店『とみや』 では「日本人でよかった」「生きててよかった」「宇和島に来てよかった」という幸せに包まれる、絶品鯛飯定食を食べることができます。愛媛県まできたら、絶対に食べて帰るべき! という鯛飯定食をご紹介します。
とみや@宇和島
宇和島駅から徒歩3分のところにある、老舗の定食屋さんです。お店は結構こじんまりとしていて、昔ながらな雰囲気が漂っています。店内にはいけすがあり、様々な魚が泳いでいます。大将が腕をふるう調理風景を見ることのできるカウンター席と、奥の方には小上がりの座敷席とがあります。小さなお子さんがいる家族連れにも安心です。
鯛飯は宇和島の郷土料理で、ほかほかのご飯に生の鯛の切り身を乗せて、最初はそのまま、次はダシに絡めて食べます。濃厚な卵と混ぜ合わせると美味しさはさらに倍増します!
近隣の飲食店では鯛飯が食べられるお店が多数あり、宇和島駅前には、『とみや』だけではなく『かどや』という鯛飯定食のお店もあります。
生の鯛飯は宇和島だけ?
通常、鯛飯といえば鯛や鯛のあらを出汁や調味料と一緒に炊き込んだご飯を想像しますが、愛媛県宇和島市の鯛飯はそれとは少し異なります。
新鮮な鯛を三枚におろして薄く切り、醤油、みりん、生卵、ごま、そしてお店ごとで味わいの異なる出汁にからめ、タレごと熱いご飯にかけていただくというもの。卵かけご飯が好きな方は、それの超パワーアップバージョンと思っていただければ良いかと思います。
生の鯛を使った鯛飯は、全国的にも珍しい食べ方です。宇和島の鯛飯は、日振島(ひぶりじま)を拠点にしていた水軍が考えたと言われる漁師飯です。船の上で獲れたての鯛を刺身にしてお酒を飲んだ後、残った酒と鯛を茶碗によそったご飯にのせて、醤油をかけて混ぜて食べたのが始まりとされています。
お家で再現!
鯛のお刺身とタレと卵があればお家でも再現可能です! いつもと違う鯛飯を作ってみましょう。
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
- お酒 大さじ1
- だし汁 50cc
タレはこれらを混ぜ合わせ、一度火を入れてから冷まします。あとは鯛のお刺身と、卵を絡めて食べるだけ!
もし鯛がなくても、このタレで食べる卵かけご飯はとても美味しいです。
店舗情報
アクセス | 宇和島駅下車徒歩3分 宇和島駅から166m |
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営業時間 | ランチタイム11:00~14:00 16:00~21:00 |
定休日 | 木曜日 |