こんにちは、賢くなりたいですよね。今更賢くなる方法なんてあるのでしょうか? 思考するくらいしか方法はなさそうです、うたこです。
ちょっと前に、方眼ノートを使って考えれば賢くなれて仕事もできるようになって彼女もできてお金持ちになれて最高だっていうような本がでましたね。(少し違う)
私はケチって本は買わずに立ち読みしてやり方を覚えてきました。そのやり方をあくまでもざっくりとご紹介します。なにせ立ち読みレベルなので。
何故、方眼ノートがいいのか
方眼ノートを使うと賢くなれるのは、ノートを取る時に情報やら考えを整頓できるから。どういう点がいいのかというと
- 定規を使わなくてもフリーハンドで綺麗に線が引ける。
- 行の頭を揃えることができる。
- 余白の間隔が取りやすい。
これで、普通のノートだとなんだかぐちゃぐちゃしちゃって自分のデザイン能力不足にがっかりする部分を見事に解決することができます。
ノートのレイアウトを変える
ノートは、横向きに使います!! これだけでも今までと違って違和感がありますね。おすすめはA4サイズ。一目で情報が得られるけれども十分にスペースがあって書きやすいサイズです。横向きに使うのでリングノートになっている方が断然使いやすいです。私が購入したのはこのノートでした。
紙もつるつるっとしていて書きやすいので気に入っています。ま、まだ3ページしか使ってませんけどね!
ノートは3分割して書く
そして、いよいよ方眼ノートの書き方です。
上部と下部に分けた後、下部をさらに三分割します。
上部→見出し:「論点」「結論」
上部に見出しとして、このページで考える内容の「論点」や「結論」を書きます。まずはここで、ノートを書いている途中に迷子になることを防ぎます。
1ページにはひとつのテーマしか書いてはいけません。これは、後からこの見出しを見ることでノート内をささっと検索できるようにするためです。
下部(左)→「事実」
下部、一番左には「事実」を書きます。現状問題となっている点や、現実の様子をそのまま書きます。「事実」はあくまでも「事実」であって、「意見」を交えないようにするのがポイントです。
今、一体どうなっているのか? ということを冷静に書き出しましょう。
下部(中央)→「解釈」
下部、中央には「解釈」を書きます。先ほどの「事実」に対して自分がどう考えているのかを書き出します。「事実」がしっかりと書き出されていれば、ここで存分に考え事をすることができます。
下部(右)→「行動」
下部、一番右には「行動」を書きます。「事実」が存在して、それに対する自分の「解釈」が洗いだされてきました。それでは、その現状と考えに対してどのように行動するのか? ということを書き出していきます。
実際にやってみた
先ほども登場した私のノートです。
楽天市場のセールであまりにも食料品を買いすぎた為、自分を落ち着かせてきちんと有効活用しようと思い、ノートを開きました。
それにしても買いすぎです。
見出し:「論点」「結論」
大量に購入した食料品や調味料を活用するぞ! という結論が描かれています。決意することは大切ですね。物事のスタート地点です。
「事実」
一体私は、どれだけの買い物をしたのだろうか? 深夜のテンションで、一体どこまで行ってしまったのだろうか? 冷静に購入したものを書き出しました。分量と費用も冷静に記載しています。「事実」を書かないといけないですからね。いくら、どれだけ辛く厳しい「事実」であったとしても・・・。
「解釈」
さて、それでは「事実」をもとに考え事をします。さてはて、この大量の食料品と調味料をどのように活用しようかな? ということを、あくまでも、ここでは、ポジティブに考えてみることにしました。こんなものが作れるなぁ、あんなものが作れるなぁ、あ、考えていたらだんだん楽しくなってきたぞー!
「行動」
「事実」をもとに「解釈」し、楽しいお料理風景が目に浮かぶところまでやってきました。あとは、実際にどういう「行動」を取るのかを明記していけばいいのです!
今回は、ネットで購入したため大抵のものが大容量です。小分けする容器があった方が使いやすいなと思ったので買うものも記載しました。あとは、ちゃんとご飯をつくって丁寧に暮らすぞー! というもの。美味しいもの作れるようになりたい。
こんな感じです。
いかがでしょうか。なんとなくイメージがつきましたでしょうか。これ、転職とか30歳までに結婚! とかを見出し部分に書いて思考してみると現実に心が痛くなりますよ!!! でも、そうやって現実と向き合うことって大切ですよね。うん。
なんだかもやもやしてしまって、最近どうも人生が上手くいっていないわ・・・という方は是非この方眼ノートを活用した思考ですっきりしてみてください。もちろん、日常の仕事でも使える方法だと思います。
私は、ちゃんと美味しいご飯を作れるように! なるぞ!