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無知すぎるうたこが行く歴史旅 記念艦「三笠」を観に行ってみた

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こんにちは、それなりに勉強してきたはずなのにびびるくらい学のないうたこです。今育ちながら学習している子どもたちには、是非色んな世の中の不思議を知識として蓄えていってほしいなぁと思う所存です。

さて、澄み渡った空を背にそびえますのは戦艦「三笠」です。私は艦コレはやっていないのでよく分からないのですが、もしかしたら登場しているやつかもしれません。

 

無知すぎるうたこのよく分からなかったポイント

私はとにかく歴史に関しての記憶がなぜかすっぽりと抜け落ちています。思い出せる事と言えば、アウストラロピテクスの次ぎがクロマニョン人だったことと織田信長はホトトギスをすぐにころしちゃう気性だったことくらい。(酷い)

そんなうたこが戦艦「三笠」を観に行って分からなかったこととその答えを適当に記します。

 

戦艦って何

海の上で戦う為の船で、この「三笠」は日露戦争の日本海海戦で大勝利を収めた時の船。

 

日本って、船で戦っていたんだね

戦艦「三笠」は日露戦争の時にしようされたもので、東郷平八郎が連合艦隊を率いて当時は世界屈指の戦力を誇ったロシア帝国海軍を相手に日本海海戦で大勝利を収め、その名を世界に轟かせることになりました。

 

日露戦争って、あのでっかい戦争の……後? 前? 

日露戦争は「あのでっかい戦争」よりも前の話。1904年に大日本帝国とロシア帝国の間で、朝鮮半島・ロシア主権下の満州南部・日本海を主な戦場として発生した戦争で、1905年にアメリカ合衆国の仲介でポーツマス条約を結んで講和した戦争です。

*うたこのいうあのでっかい戦争とは1945年に終戦した戦争を指しますので、第二次世界大戦について想像しています。第一次世界大戦と第二次世界大戦の違いがいまいち分かっていないのでこれから勉強します。

 

ポーツマス条約って聞いたことある

セオドア・ルーズベルトの斡旋によって結ばれた講和条約で、ロシアはロシアで「日本なんてちっせぇーしまだ俺ら戦えるし! 別に負けてねーし」っていう中で、日本はもう戦争を続けるほどの余力もなかったしで、アメリカの仲介でなんとか「一応日本、勝ったよ」という形に終わらせた講和条約だよ。

 

ルーズベルトって、なんか公共事業とかやった人だ! 

それはセオドア・ルーズベルトではなくフランクリン・ルーズベルトの方です。セオドア・ルーズベルトはアメリカで史上最年少である42歳で大統領に就任し、この日露戦争の講和条約を締結させたことで、アメリカ人として初めてノーベル平和賞を受賞したよ。

 

そもそもなんで日露戦争がはじまったの? 

日清戦争で勝利した日本が勢力を強めているのを見て、ロシアとしても中国を取られるのは痛手だったからそうそうに潰しておきたいというところから始まったもの。(ざっくり)

 

日清戦争って・・・麻薬の? 

それはアヘン戦争です。

日清戦争は1894年~1895年にかけて行われた戦争で、大日本帝国と大清国の朝鮮半島を取り合う為に起こりました。アヘン戦争は1840年に清とイギリスの間でアヘンの密輸をめぐって発生した戦争です。

 

大体分かってきたのでまとめます

  • 日露戦争は日清戦争の後で、第一次世界大戦の前
  • だから戦艦は外国から買っているものがある
  • 日本は日清戦争にも日露戦争にも勝った

当時、日本には造船技術がほとんどなかったため、戦艦は基本的に外国から購入していました。また、この戦艦「三笠」は大勝利を収めた後大事に保管されていたのだけれど、世界大戦に負けたあとはダンスホールにされたりして一度ぶっつぶされています。その後、やっぱりこの船はしっかり残しておいた方がいいのでは? とぶっつぶして他への材料にしろー! と賛否両論ありましたが、今のような記念艦として残されることになりました。

 

だいぶ意味が分かってきたぞ!

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艦内には、上記の写真のようなプレートがいたるところにあります。ここに敵弾が命中してこの人が亡くなりました、というものなんですが、敵弾といっても銃ではなく砲弾なので、見る影もなく、文字通り吹っ飛んでしまうのだとか。。生々しい。こわい。

 

その後も資料を読み、敵艦隊との戦いの再現などを見てとても勉強になりました。

日露戦争終了時に東郷平八郎が「今回は勝ったけども、日頃の鍛錬と実践なくして平和はないと思え。勝って兜の緒を締めよ、だぞ!」と言っているのがなんかかっこいいなと思いました。

 

それにしても歴史の知識のなさがすごい。

ちなみに、NHKで放送されていた「坂の上の雲」がちょうどこの戦艦が出てくるあたりのお話のようです。

 

www.nhk.or.jp

 

こういうドラマを見てみれば、私も理解できるのだろうか……?

みんなも脳みそ空っぽになる前にぜひ行ってみてね。

 

www.kinenkan-mikasa.or.jp