こんにちは、人生におけるスポーツとは体育の授業である。うたこです。自分の体を使って戦うということとはとんと無縁な人生を歩んでまいりました。そんな私が東京に来て、なんと、巨人を応援することになったのです。
*私は阪神の地域の出身なので、これは血に背く大罪となります。時が時なら生きて帰ることはままならなかったでしょう。
闘魂、ならぬ橙色の魂で橙魂とは。
とはいえ、私は野球に関しても全く知識がありません。私の知っている野球とは
- ボールを投げる人と打つ人がいる
- 打つ人は打った後バットをそのへんに放り出して走る
- 一塁から三塁とホームという、はんぺんみたいなものが置いてある場所がある
- はんぺんを踏まなければならない
- ホームまで帰ってこれたら1点
- 攻撃と守備は交代で行われる
もちろん、小学校の授業とかでソフトボールはやったことがあるのですが、究極なまでに運動音痴な私は、打つ→バットをそのへんに放り出すまでの回路を脳内で繋ぐことが中々できず、バットを持ったまま一塁に行くことがよくありました。また、次の人が打った後に自分が走っていいのか悪いのかがさっぱり分からず、大抵の場合男子から「走れ走れ!!! 」と言われてから走るので全然間に合わず、普通にアウトになっていました。才能のなさがすごい。
うたこが神宮球場で新たに知った野球
はい、それでは観ながら分かってきた野球について適当に記します。
ホームグラウンドじゃないとかっこいい映像は流れない
私が観に行ったのは巨人対ヤクルトだったのですが、神宮球場ではヤクルトの分のかっこいい映像しか流れないのです! これは、なんかモチベーションに関わってきそう。あと、事あるごとに「Go! Go! Swallows!!! 」って言ってくれる人の存在がずるいなと思いました。
4番はすごい
サッカーで言うところのキャプテン翼の10番みたいなものが、野球でいうところの4番。なにもかもが順調にいっていれば、1~3塁が埋まって、4番打者の一撃で一気に4点奪い取れることになるからです。まぁ、現実はそう上手くはいかないんですけど。
一気に二人アウトになることがある
一人が1塁にいて、次の人が打って、上手くいかなくて、二人ともアウトになる。なんだか絶望的な気持ちになる。
あっという間にスリーアウトにもなる
えっ、まだ3人しか打ってないのに! ストレートに全員アウトになることもある。
ホームランになりそうなフライをキャッチされるとげんなりする
わー! 飛んでった飛んでったーと無邪気にボールを追っていると、たいていフライでとられる。ちなみに私は小学校の休み時間に友だちと「フライ」という高く投げたボールを5~10人ほどでキャッチするという遊びをよく行っていたが、なにせソフトボール投げ7mという驚異的な記録保持者であったため、すごく近距離でキャッチされてつまらなかった思い出があります。
意外と沢山のボールが客席に飛んでくる
当たったら痛そう。
Bはボールという意味でちょっとずれてる時のこと
投げる人にも、「この辺に投げなきゃだめだよー」というルールがあるらしい。そこから外れているとボールになるから、打つ人はこれはボールなのか否かを判断して打たないといけない。普通に打てなかった時はストライク、になるしストライクが3回になるとアウトになる。でも、ボールが4回になるとそれは投げる人が悪いってことになるから強制的に1塁にいける。このあたりちょっと難しい。
打者が変わる時はテーマソングが流れる
これは私も高校の定期戦で野球部の応援時にやったからなんとなく分かる。テーマソングを流して「いけいけ○○!! 」と選手名を叫ぶのである。
応援する時には小さいバットをばくばくと叩く
タンタンタタタン♪のリズムで叩くことが多い。
点が入った時にする動きがある
巨人はオレンジのタオルを振り回す。ヤクルトはビニール傘を上下させる。この日、オレンジのタオルを振り回すことは一度もなかった。。
ビールのお姉さんが片手にちらつかせているお札が気になる
売れていることの証なのだろうか・・・? また、お姉さんたちはキャップをそのままかぶったりしない。半分折り曲げて、ピン止めで頭に固定してある。きっと、顔がよく見えてその他の装飾品(花の髪飾りとか)がよく見えて、可愛く見えるように調節されているのだ。すごい。
寒いと食べすぎる
どう考えても値段は高いしたいして美味しくないのに、球場マジックのお祭り感でなんだか美味しく感じられる。あと、寒いとつい食べ過ぎる。この日はかなりカロリーオーバーした。
野球のことが少しわかった
翌日も巨人対ヤクルトをやっていたのだけれど、ネットで情報を見て「あ、今日は村田さんが出てない」とかいう会話をすることができました。これだけですごい分かってる感。知らないことを知っていくのは楽しいことですね!
球場に集う人たちを見ていて、あぁ、かのオリンピックもこんな感じ、なのかなぁ・・・と何故かオリュンピアに思いを馳せました。スポーツで争い勝敗をつけるって、なんだろう面白いことですね。