こんにちは、今日は悲しかった話です、うたこです。
私はスイーツがめちゃくちゃ好きです。人に幸せをもたらす食べ物だと思います。事実、砂糖や小麦粉は血糖値を上昇させセロトニンの分泌にも力を貸すので、人間の体の構造的にもスイーツは幸せをもたらすことが明らかなのです。
最近はクロワッサン×ドーナツとか、ベーグル×クッキーとかいうハイブリッドスイーツがたくさん登場してスイーツ界を盛り上げていると思います。
そんな中、4月29日新宿アルタ1階に、クリームブリュレとドーナツのハイブリッドスイーツを販売するアンドゥドーナツがオープンしました。
結論から言うと、このドーナツが全く美味しくなかったということです。
美味しくないというのはあまりいい話ではないし、人によっては美味しいな、好きだなと思うものをに対してネガティブな話をぶつけてしまって嫌な思いをさせるかもしれません。ごめんなさい。嫌な人は読まないでね。
ただ、こんなに美味しくなる要素をもったスイーツがこのまま美味しくない状態で販売されるのだとしたら、勿体なさすぎると思ったのですよー!!
こちらがショーケースに並んでいる状態。そもそも、かなりの小ささと、クリームの少なさと、ドーナツの上下がずれてしまっていたりと、スイーツにとってめちゃくちゃ重要となる「見た目」部分でも魅力が下がっています。
見本写真はこちらなので、正直全然違う。
で、あまりにも不安だったので私はプレーンを購入しました。
これがプレーンのドーナツ。
商品説明がサイトにあったので、どういう商品なのかはこちらの説明を参考にします。
un deux donut(アンドゥドーナツ)は、これまでにない新食感のドーナツ。
素材にこだわり、香料・着色料ゼロの無添加ドーナツです。
ふわっと揚げたドーナツを半分にカットし、間にフワフワのクリームブリュレをはさみました。さらに、別の食感を楽しんでいただくために、周りをキャラメリーゼでカリカリに仕上げてあります。
一口食べると、キャラメリーゼのカリッとした食感の後に続いて、甘さ控えめのクリームブリュレがお口の中に広がります。最後に、完全無添加で出来たドーナツの柔らかい歯ごたえがミックスされ、様々な食感とフレーバーを楽しむことができます。周りのキャラメリーゼの香ばしい甘さにマッチするよう、中に挟んだクリームブリュレは、若干、甘さを抑えめにしています。卵黄と牛乳の香りがドーナツ生地と合わさって、今までにない新食感のドーナツです。
店舗では、注文後にドーナツを半分に切ってそれぞれのクリームを絞っているようでした。
素材にこだわって無添加無着色で作っているのはとてもいいと思います。ただ、肝心のクリームブリュレな美味しさは全然ありませんでした。表面のキャラメリゼがそもそも全然ない、ただのちょっとした焦げでしかなくてあまり甘さを感じられず、挟んであるクリームは炊きむらがあるせいなのかぶつぶつっとした食感です。クリームブリュレだとこういうタイプのクリームもあるのかな・・・と思いましたがそれにしてもなめらかさのない固形っぽいクリームでした。
表面のキャラメリゼに甘さがあるから、とクリームは甘さ控えめで牛乳と卵の感じられる作りになっているらしいのですが、肝心のキャラメリゼに甘さが全くないため、キャラメリゼもクリームも甘くない、全然甘くないスイーツになってしまっています。味はほとんどありませんでした。
そして最後にドーナツ生地ですが、これはその他のサイトで載せられている断面図からも少し予想できるかもしれませんが気泡が多くぱさぱさとした生地になっています。そしてここもあまり味はありません。
こんなに美味しくなれる要素を沢山もっているのに、全く美味しくないスイーツを私は初めて食べました。並んでいた人たちは、どう思って食べたのだろう。
このクリームブリュレドーナツを美味しくするには、まず生地がしっとりして密度の濃い焼きドーナツを使用し、クリームはもっとなめらかなものを使用、そして表面のカラメルはちゃんと甘みをつけて飴状にカリカリに固まるくらいまで塗ったくってそしてバーナーで焦がすっていう風にしたほうが、絶対美味しくなるんじゃねーかなーと思いました! いや私素人ですけどね! ただスイーツが好きなんですよ!
話題性は十分だから是非美味しくなってほしい・・・そして美味しくなったらまた食べたい。。
↓原宿でオープンしてた時の食べログ。