こんにちは、天井の照明がない部屋に住んでいるうたこです。
気に入った照明が入荷待ちの為、とりあえず間接照明を購入し、それでなんとかしのいでいます。夜は暗いです。すぐに眠たくなります。えぇ、ムーディってことにしておきましょう。いいですよ、朝は太陽の光と共に目覚め、夜は月明かりと共に眠るのです。
部屋に収まりきらない照明もある
気に入ったものがあるとそれしか目に入らなくなって、どうしてもどうしても欲しくなるのが人間というものですが、知っていましたか? 部屋の大きさと照明にもバランスというものがあるのです!!
私は、楽天市場で「結構大きさがあります! うちの低い天井では、地面から170センチの位置に照明が来てしまうので、背が高い人はぶつかります。」というレビューを見て初めて「そうか!!! 照明もサイズを考えないとぶつかることがあるのか!! 」と気付きました。むしろ、何故今まで気づかなかったんでしょうね。
ということで、部屋の大きさと照明のバランスについて考えてみました。
部屋の大きさと照明のバランス
↑のサイトを見ていただければ大体わかると思います。
照明の大きさは部屋の対角線の8分の1くらいが最適
だそうなんです。初めて知りました。さて、ここで問題が出てきますね。部屋の対角線の長さってどうやって算出するんだよ。
部屋の対角線の長さを計算しよう
内覧時に、部屋の縦の長さと横の長さは測ると思います。でも、対角線なんて盲点ですよね。しかも、縦と横に比べると対角線ってどうしても長くなるんですよ。手持ちのメジャーでは測れない可能性もありますよね。
ここで、私は震えました。
覚えていますか? 中学校の頃のこと。
「勉強なんてめんどくせーよ」
「数学なんて何の役にたつのー」
「普段生きてて全然使わねーもんwww」
そう。そう思って生きてきましたよね。99%の人はそうだと思うんです。
ですが、必要なんですよ。部屋の対角線の長さを計算するには、
ピタゴラスの定理が必要なんです!!!!
これは現在の指導要領では中3で習います。三平方の定理とも言います。直角二等辺三角形の辺の長さを求める公式の事です。
やばくないですか? 普通に生きてて数学を使う時が来たんですよ。
今、中学生で、中二病と戦って生きている皆さん。ピタゴラスの定理を是非覚えておいてください。
ちなみに直角二等辺三角形というのは、とある2辺の間が90度になっている三角形のことですよ。まさしく部屋ですね。
ピタゴラスの定理の公式はこれだ!!!
「直角三角形の直角を挟む二辺の二乗の和は斜辺の二乗に等しい」
数学の時間に薄く色のついた四角に囲まれていて、先生に「今日は18日だから~…じゃ、18番読んで」って言われたことがありますよね。ということで計算式は
(部屋の縦の長さ)*2+(部屋の横の長さ)*2=(部屋の対角線の長さ)*2
になります。すごいですね。理由は忘れました。
例えば、部屋の縦の長さが300センチで部屋の横の長さが400センチだった場合
300*2+400*2=(部屋の対角線の長さ)*2
90000+160000=250000
√250000=500
なので、対角線の長さは500センチになります。
記憶が曖昧ですが二乗っていうのはその数字を2回掛け算することで、√っていうのはその数字が何を2回掛け算されているのか遡ることだったと思います。この、数学的に説明できない感じで私が数学が全く出来なかったこと、200点満点のテストで4点をとっていたことが容易に想像できますね。
という感じで、部屋の対角線の長さを算出することができました!!!!
この対角線の長さの8分の1くらいの直径の照明にすればばっちりです。
照明器具のサイズ表記について
ところで、照明器具はどのようにサイズ表記されているのでしょうか。
H700*φ650
とかって書いてあることが多いです。
φ???
これは「ファイ」と読みます。よく分かりませんが、直径を示します。さて、直径ってなんだっけという方は下記の図をご覧ください。
これが、円の半径と直径です。絵がヘタなのはご愛嬌です。
つまり照明っていうのはこんな感じになるわけです。
よく分かりますね。
ちなみに、対角線が500センチの部屋であれば直径60センチ前後の照明がちょうどいい大きさということになります。
照明もバランスが大事
いやはや、今日はものすごく勉強になったんじゃないでしょうか。少なくとも私は目ん玉から鱗ボロボロでした。生きていて数学が役に立った瞬間でしたよ。将来子どもができたら、この部屋に合う照明の大きさってどれくらいだと思う? って問題を出してピタゴラスの定理をしっかり覚えさせたいなと思いました。