こんにちは、私たちはとんでもない旅館を見つけてしまいました、うたこです。
牛しゃぶ懐石コースをいろんな意味で楽しんだ私たちは、修学旅行のような夜トークもほどほどに(疲労ですぐ眠くなる年になりました。)しっかり7時間ほど睡眠をとってから、朝ごはんに向かいました。
笑ってはいけない和朝食
まず登場したのが、この和定食のセットです。
「ごゆっくりどうぞ~~」
といって、中居さんはいなくなってしまいました。
待って! どれが何なのか、教えて!!!!!w
結局また何も分からないままとまどいつつ食べ始めます。分かってたけどやっぱり圧倒的に美味しい。ご飯のお供がやたらいっぱいあるので、ごはんが進みます。
特にちりめん山椒が美味しくて、ごはんはお代わりしてしまいました。
食べごろ不明な手作り豆腐
湯豆腐の火をつけに中居さんが帰ってきました。火をつけて、また去っていきます。
私たちは、湯豆腐だと思っていました。きっと、お豆腐が温まっているだけだと。そろそろ火が消えてきたので、と蓋を開けてみると……。
これ湯豆腐ちゃう!!!! 手作り豆腐っていうか、いまここで完成した豆腐なんとちゃうか?!?!
火が通りすぎていて、ちょっと硬めになった豆腐をだしで食べました。(だしも、出し忘れていたらしくあとから登場)
朝から飛ばしすぎだよ……おばちゃんたち、ついていけてないよ……!w
まだまだつづく!
朝ごはんはこの一式とお豆腐だけなのかな~? と思いながら食べ進めていると、(このあとこれがあります、という説明も一切なかった)卵焼きが出てきました。
「おっ? ま、まだあったんだね!」 と話しかけると
「はい! 卵焼きでございます!」
と元気よく返してくれます。いや、私は「わぁぃまだあるんだ嬉しいー☆」じゃなくて「他にも出てくるものがあるなら教えてほしいんだけど!!w」という意味なんですがまぁとりあえず伝わってないし卵焼きは美味しいです。
干物もでてきました。
えぇーい! 魚は、ごはんと一緒に食べるんだから、早めに予告しておいてよー! でもこのとき「骨まで食べられますよ♪」と一言添えてくれた!
それだけで「成長した?!」とか思っちゃった! なんだこれ!w
干物まで出し終えた中居さんは
「ごゆっくりどうぞ~」
と言い残し、少し離れたふすまのそばに突っ立ったままである。そこからこちらをめちゃくちゃ見ている。なんで見てるんだろう……
きっと、ごはんのおかわりの為に待機してるんだ……
そのホスピタリティ、ほかにまわしてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
お布団は片づけられていた
ハラハラした朝ごはんが終わって部屋に戻ると、布団はなくなっていた。。朝ごはんのあとのもうひとゴロゴロが旅館の醍醐味なのにぃ。
そのあと入口の売店で、ちりめん山椒が売ってあるのを見つけた。「ちりめん山椒は三河屋オリジナルです。」と書いてある。
あぁ、さっき美味しかったちりめん山椒はオリジナルなんだ。そりゃ美味しいわなぁ。それを、朝食時にきちんと説明してくれたら、このお土産もきっと売れるだろうになぁ……。
チェックアウトは問題なくできるかな? と思っていたら昨夜の晩御飯の会計に謎のジンジャーエールが含まれていたという出来事もありました。最後の最後まで、面白いね!w
老舗温泉宿で得られる経験では全くなかったと思うけれど、ここまで振り切れていると大爆笑の良い旅の思い出でした。中居さんたち、超どじっこだけど憎めない感じだったから……。
でも、こう思わないお客さんもいるだろうし、せっかく美味しい料理なんだからきちんと説明できるように従業員教育を、何卒よろしくお願いします!!!w
また機会があったら行きたい、面白い旅館でした。料理、美味しかったなぁ。。