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日本の息苦しさの秘密 1億総労働とGDPの関係について考えてみた(後編)

こんにちは、楽しく考え事をしているうたこです。

 

昨日の記事では日本の労働人口、GDPの推移、そして男女別の平均年収まで見てきました。「日本では女性の平均年収が低いことが問題」視されていて、日本国は「女性が管理職に就けないからだ!」「女性も出世できる環境づくりを!」と躍起になって「女性の社会進出」のサポートをしようとしています。

 

そういう、「女性の社会的地位の上昇」をひたすらに目指そうとするのは、なぜなのでしょうか。

ここからは、アメリカについてのデータを見ながら、アメリカと日本の明確な違いと、私のぶっとび超理論でお送りしたいと思います。

 

アメリカと労働と稼ぎと

 

アメリカ、アメリカ。やっぱり強いんだよ。

 

日本とアメリカの女性の平均年収比較

前編で提示した男女の平均年収の違いについて言及していた記事では、日本とアメリカにおける女性の平均年収の伸びについても触れていました。そのグラフがこちらです。

 

 

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女性の年収、低すぎ? 日本はこの30年、男女の格差が埋まっていない【データ】

 

「日本の女性の平均年収は少なすぎる。先進国として、対策を打たねば。他の先進国はどうだろう?」と思ったままの頭でこのグラフを見ると、きっと多くの人は

 

「アメリカはこんなに伸びているんだ! なら日本もお手本にならって女性の平均年収が上がるように対策を打たねば!」

 

と簡単に思ってしまいそうだし、そういう使い道でデータを提示されると、そうだな、ではどうやって女性の社会進出を手助けするか、ということばかり考えてしまいそうです。

 

ですが!! 大事なのはその国のそもそもの力です。前編で日本のGDPは微増はしているがほぼ横ばいであるということがわかりましたが、ここでアメリカのGDPを見てみましょう。

 

アメリカの実質GDP

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じゃーん。右肩上がりってこういうことを言うんでしょうね。ただ、これだけだと「人口はめっちゃ増えてて実質一人当たりのGDPは下がってる、なんていう可能性もありますから、一人当たりのGDPも見てみましょう。

 

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約516万円ですね。リーマンショックの落ち込みは見られますが、その後は順調に伸びています。日本はどうだったかな? 

 

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約420万円です。上がっていないことはないんですが、伸びが弱いことは明白ですね。

 

つまり、右肩上がりで現時点の一人当たりのGDPも約100万円違うアメリカと日本を、同じ土俵でみるのはなんの意味もないということです。日本は前年に比べると3万円しか上がってない。アメリカは前年に比べると8万円上がってる。そりゃ、そりゃ、女性の平均年収だって上がりますよ! アメリカの人口は微増傾向なので、そこまで取り分が減るということでもなさそう。

 

ここまでで、「アメリカと比較したらあかん」ということがおわかりいただけたでしょうか。

日本と女性の社会進出

ここまで調べて私が思ったのは、全体の売上を上げることができていないのに人々の年収が上がるはずもない! ということでした。

日本はこの先も女性の社会進出をサポートし続けるのでしょうか? そうして管理職についた女性は、GDPが増えない限りは他の男性の年収を削り取ることになります。年収が上がらなくなった男性は「この年でたったこれだけの年収?」と、女性に厳しい目で見られることになるでしょう。

そうして、結婚できない男性と女性が同じような量で増えていく。

 

めちゃくちゃなことを言うと、今の日本においては、女性の社会進出が女性自身の生きづらさを生んでいるんじゃないか? とさえ思います。

 

女性が働くことによって生まれる社会的価値は大いにあるでしょう。地位があがることもいいことだ。そういう「機会」をきちんと用意できている社会であるべきだとは、当然ながらそう思います。とはいえ、現状では女性にしかなしえない子孫を産むということも、重要な任務として果たしていく必要があると思います。

 

この問題はきっと「日本のGDPが右肩上がりで上がっていく」か「男性にも子供が産めるようになる」かしないと解決されないと思います。多分、男性が子供を産めるようになる日はまだまだ来ないから……

 

日本で男女が平等にお金をもらって、しっかり働いて生きていこうとするのなら、全員が「ぜってぇGDPあげてやる」という気概を持って頭回していくしかないんじゃないですかね。男がこうだから悪い、女がこうだから悪い、制度がこうだから悪い、っていう日本人ならではの嫉妬を爆発させている間は改善は中々なさそう。

 

一つの手段として思うのが、「少数精鋭」のパートナー制度。がっつり稼いでくる人を1人、家を保持・繁栄させる人を1人。稼ぎ人が倒れた時のためには社会保障。昔みたいでいやだと拒絶反応を示す人が多そうだけど、そういう単純な話なんじゃないかなぁと思うんだなぁ。

 

 まぁ、なんにせよ、男も女も高齢者もとにかく労働者数を増やすことでなんとかしよう! と思うのはもう無理ってことですね。

 

あれ? この図式どっかで見たことある。あぁ、あれだ! 長時間労働と一緒だ!! とにかく長く働いてなんとかしようっていうのにも限界があるのと同じ。ここをなんとかして効率よくできないものかしら…。一度数を増やして対応しちゃうと、減らすってことにすごい恐怖心が生まれるんだよね。

活動すれば成果が付いてくるのはまま当然。ではなるべく少ない活動で成果を最大限上げるには? っていう考え方をしていかねばね。

と、ここ最近の日本の閉塞感について考えてみました。さぁお昼休みが終わったら、「ぜってぇGDPあげてやる」って思いながら、仕事しようね!w