こんにちは、1億人全員働くとかまじしんどくね?! うたこです。
GDPが上げられていない状態で労働者がばんばか増えるということは、みんなで少ない稼ぎを分かち合うっていうことで、そりゃ年収が上がらない&むしろ下がるのは当然のこと。その結果、若者の「身動きできない」「結婚むりぽ」も起こって当然だなぁということを考えてきました。
今日はおまけとして、本当に意味の分からない考え事をしてみたいと思います。
結婚できない国
結婚できないと刷り込まれている、かもしれないんじゃない?
女は高望みなのか
先日、こんなツイートとグラフを見ました。
https://twitter.com/araichuu/status/729639629335322624
男性は女性の希望する年収を稼いでこれない、というグラフです。なんとも物悲しいグラフですね。世の中にはこういった類の「女は年収600万円以上の男を求める」&「年収600万円以上稼ぐ男の希少さ」が訴えられているものがたぁくさんあります。
しかし、このグラフをじ~っとよく見てみてください。
200万未満の年収の男を求める女は、なんとゼロ!!!!!! しかし年収200万未満の男性はたくさんいるんですね。わぁ、本当につらい現実だ。
ところが、グラフの一番右を見ると「(年収に)こだわらない」女性が20%もいます。
おかしくない?
「こだわらない」って、つまり「年収200万円未満でもかまわん」ってことじゃない? それとも「(年収の上限には)こだわらない」ってこと?
冷静に考えて後者は質問の回答にそぐわないからないでしょう。と、いうことはですよ!!! このグラフは、男性向けには「現在の年収はいくらですか?」という質問に対し『200万未満、200万以上、400万以上…(中略)…1000万以上』という項目で回答させ、女性向けには「結婚相手に希望する年収はいくらですか?」と質問し、『200万以上、400万以上…(中略)…1000万以上、こだわらない』と回答させた可能性があるということです。
意図的に「女性の求めるものと男性の現実が合致していないから『結婚できない』」を表現している可能性があるってことですね。パッと見たら、男女ともにくらぁい残念な気持ちになるんじゃないでしょうか。このグラフ。東洋経済が出しているらしいですし、パッと見信憑性高いじゃないですか。
なぜ結婚できないことを主張するのか
ここから先は妄想と思ってもらっても大丈夫です。
私は、「日本はGDPを何とか保ちたくて女性や高齢者をどんどん労働者にして、数で補って体裁を保とうとしているんじゃないか?」と考えました。
そしたら、それがそのまま下記にまとめられていました。どうやら本当にそう考えているんですね。そりゃそうか。
当然ながら、15歳から64歳の働き手の減少は経済規模や労働市場の縮小に直結する。(大幅に中略)今後の日本はGDPの現状維持すら難しい状況で、経済成長が続くとは考えにくい。その大きな原因は、生産年齢人口の減少にある。
生産年齢人口、つまり労働者の人口が減れば当然ながらGDPは下がるだろうという予測があり、その対策として、今は働いていないけど頑張れば働ける人たちを活用して、どんどん労働者になっていってもらおう! というもの。
少子化対策、出産・育児で職場を離れる30~40代女性の活用、高齢者の活用、そして外国からの移民の受け入れである。
女性の労働率はもちろん上がっていっているが、今後のことを考えると高齢者を労働者に引き戻すのが有効、と考えているらしい。(高齢者、人数が多いから)
私が考えた通り、お国は「なんとかして日本のGDPの低下を防ぐために、全国民全力で労働させたい」ようですね。毎日Twitterで「働きたくない」って言ってるのに聞こえてないみたいだ。
さてさて、では、人を労働市場に引っ張ってこさせる方法とは?
最適なのは、不安商法だよね!!!!
- 男性一人の稼ぎでは家庭を保てない
- 女性も社会進出してキャリアを築くべき
- 養えるくらい稼いでいる男性はいない
- 養われる、なんて「弱い」立場にいるべきではない
- 老後の社会保障には期待できない
なんちゃって。見たことあるね、いろんなところで!
「誰にも頼れない、自分で働いて自分のことだけでもなんとかしなきゃ」「誰かを支えるなんて到底無理」と皆が思うようになれば、皆は自分の生活だけを狭い視野で考えながらひいこらひいこら国の為に働いてくれます。おかげでGDPはなんとか横ばいをキープ。めでたしめでたし。
そう、もしかしたら「結婚できるほど稼げる人はいない」と刷り込むことで「結婚せずに永遠に労働者でいてもらう」ように仕組んでいるのかもしれないな、と思ったのです。
結婚しなければ、女性も子供がどうとか気にせずにずーっと働いてもらえますもんね。もちろん全員がそうなる必要はなくて、ある程度は子供を産むほうにも回ってほしい。いい感じに刷り込んでおけば、昔よりはそういうキャリアに生きる女性は純増することになるでしょう。それが、労働力の確保に繋がるわけです。
昨日ちょうどこんな記事を見ました。
皆を結婚から遠ざけて永遠の労働力にする作戦、だったとすればめちゃくちゃ大成功ですね。
まぁこの話は私の想像にすぎません。もしこんな方向に進まされているのだとすれば、子供の数は当然減っていくし、消費者が使えるお金や時間を持てなくなることは商売を縮小してしまって、結局自分の首を自分で絞めているだけだと思うんだけど……。
もしかして、将来は外国人旅行客向けの観光大国になっちゃうのかな。日本人総出でおもてなし、でもその高品質な接客を受けられる日本人は誰一人いないのであった……ってか。
まるで世にも奇妙な物語のよう。果たして、真実は……?