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この世界の秘密を見つけ出すために、どんなことでもやってみて、いろんなことを考えます。

世界はバカで滅亡する?! IDIOCRACYを見て考えてみた

こんにちは、世界滅亡?! うたこです。

世界が滅亡するためにはいくつかの道があります。

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  1. 隕石の激突
  2. すごい大地震
  3. 宇宙人の襲来
  4. ゾンビウイルスに感染
  5. 人類が皆バカになる

そう、人類が皆バカになる!!!! んなことあるかいな、いや、でもあながち…? というテーマに挑んだアメリカンコメディ映画がありますのでご紹介します。

IDIOCRACY(26世紀青年)

IDIOT(バカ)+DEMOCRACY(民主主義)=IDIOCRACY という造語がタイトルの映画です。

あらすじ

21世紀、知能指数が高くキャリアを重ねる夫婦は子供を持たなくなり、学歴やキャリアを持たない人たちはどんどんと子供を作っていきました。その結果、知能指数の高い人の人数が圧倒的に減り、世界はバカばっかりに!! 2005年に実験のために冷凍保存された「普通」の人間ジョーは500年後の2505年に目を覚ましてびっくり。皆がバカになっていたおかげで人類1知能指数の高い人間になってしまったのです。

ポルノスターが大統領を務めるアメリカで、食糧危機、経済危機、すべての危機から救えと言われてしまったジョーは一体、どうするのだろうか?! 

という、クレイジーなようで現代に通じるところもある設定のアメリカンコメディです。

 

面白い設定! 何気にありえそう! と思ったので、ちょっと調べて見ました。

日本全国の出生率の違い

果たして、進学率や学歴、キャリア志向によって本当に出生率は変わってくるのでしょうか。肌感としては、なんとなくそんな気がするんですがデータで裏打ちできるのかが気になるところです。実際、東京で働いている30歳手前の友人たちはまだまだ子供なんてっていう感じですが、地元の同級生は2〜3人目を産んでいますし、なんならもう子供が小学生になっていたりします。

ひとまず、日本の都道府県別合計特殊出生率を見てみましょう。

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第1-1-2図 都道府県別合計特殊出生率(2013年)

1.出生数、出生率の推移|平成27年版 少子化社会対策白書(概要<HTML形式>) - 内閣府

 暖かい地域では合計特殊出生率が高くなる傾向が強いですね。

都道府県別平均年収と合計特殊出生率の比較

学歴が高い、キャリア志向である、ということを統計で調べるのは大変なので、ざっくりと年収で区切って見ることにしました。世間一般論として、いい学校を出ていい会社に行けばしっかり稼げる、というのがありますよね。多少暴論であることには目を瞑りましょう。

果たして、各都道府県の平均年収と合計特殊出生率には何か関連がみられるのでしょうか? 

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赤色で色付けしてあるのが、平均年収が高い都道府県TOP10です。そして、その都道府県の出生率の欄にも同じく赤色をつけました。

青色で色付けしてあるのは、平均年収が低い都道府県TOP10です。同様に、こちらもその都道府県の出生率の欄に青色をつけました。

たったこれだけのデータですが、平均年収が高い都道府県は出生率が低いことと、平均年収が低い都道府県は出生率が高いということが分かります。ただし、青森と秋田は平均年収も出生率も低いです。過疎とか、少子高齢化の問題を他県よりも強く抱えていそうですね。

年収と出生率には相関関係がありそう

平均年収が低い地域は出生率が高い、という公式が導けました。ただ、これは相関関係はあるけれども「原因」ではないということに注意しないといけません。もし、どこかのおかしな人が

「平均年収が低いと出生率が上がる…? ようし、ということは、全国的な平均年収がもっと下がれば、出生率が上がって少子高齢化に歯止めがかかるのでは?! 全国的な平均年収を下げる施策を打とう!!

と、考えることです。平均年収が低いが故に出生率が上がっている訳ではないですからね。でも、最近ってそういう「え?! 導き方変じゃね?!」ってことが普通にあるから怖いですよね。

ではなぜ平均年収が低いと出生率は上がるのでしょうか…? 

平均年収の低さと出生率の向上の理由を考察

一人当たりの稼げる金額が少ないということは、お金を稼ぐためには数で挑む必要があります。一人300万円の稼ぎであっても、5人家族で全員がその金額を稼げば世帯年収は1,500万円になります! 人間は、一人当たりの稼ぎ、生産物が少ない場合には数で補おうとする性質があります。

対して、平均年収が高いと出生率が下がるというのは、数ではなくクオリティ重視になるからです。一人の人間にお金と時間をかけて、より良い品質の人間にしようとする。これは都市部では明らかですね。

地球はバカで滅亡するのか

果たして、この傾向が世界中の先進国で発生したとしたら、IDIOCRACY(26世紀青年)のようなとんでもない未来がやってきてしまうのでしょうか。経済、情報、技術などの面で格差が広がっている今の状況では、人間が自分たちの種の保存のためにひたすら数を増やす方向or少数精鋭の方向に極端に進み始めるのは当然のことです。これに対して施策で対応できるものなのか…もっと人間の元来の性質を鑑みてやり方を考えなければならないのではないだろうか、なんてことを考えながら、映画を見ていました。

この映画自体はかなりくだらない内容ではありますが、徹底的なバカの表現がちょっと面白いので、興味のある人はぜひ見てみてください。

また、この考察は映画を見て適当に考えたものであり、特別に他意はありません。例外もいくらでもあるでしょうし、統計で完璧に分類することは不可能です。ただそんな未来もあるのかもなぁ、って思っただけです。