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甘いものに飽きたいけど 1本3,000円の特撰ガトーショコラを素人が再現してみた

こんにちは、ガトーショコラやテリーヌショコラが気になるうたこです。

日本では長い間、チョコレートの味がついたパウンドケーキ的な焼き菓子のことをガトーショコラと呼んでいました。この焼き菓子は割とパサパサしており、私も長い間「ガトーショコラは美味しくない」と思っていました。

ところがですよ、あるとき、海外から本物のガトーショコラがやってきたのです! 本物のガトーショコラは、小麦粉も使わずチョコレートとバター、卵を混ぜてじっくり焼き上げられており、まるで生チョコレートのような濃厚で芳醇な味わいを楽しめるのです!!! この度私は、東京でも非常に有名で、外交でのお持たせにも使われるというケンズカフェトーキョーの特撰ガトーショコラを購入しました。

特撰ガトーショコラ@ケンズカフェトーキョー

元々はレストランで提供されていたデザートだったのですが、どうしても持ち帰りたいというお客さんの要望に応えていった結果、今や大人気のガトーショコラになったのだそうですよ。これ、立派な箱に入っていますが、なんと1箱3,000円…!!!! えげつな高い!! 高級品です。

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日本ギフト大賞2015 都道府県賞「東京賞」受賞商品。ドモーリ創始者のジャンルーカ・フランゾーニ自らがこのガトーショコラの為に調合したグランクリュショコラ「KEN'S」を使用しています。小麦粉を一切加えないグルテンフリーで、国産バターを贅沢に配合。常温ではテリーヌショコラ、冷やすと生チョコ感覚、レンジで温めるとフォンダンショコラのようにと、温度によって変わる3つ食感と口溶けを楽しめます。深い味わいと、コク・甘み・苦みを三位一体で堪能してください。

このガトーショコラのためだけに作られたチョコレートと、カルピスバターを使用して作られているのです。早速切って食べてみました。

 

ちょこん。高いからね。

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これは冷やして食べているバージョンです。密度が半端ないですな!! ただのチョコレートの塊なのではと疑ってしまいそう。

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ふむふむ…。美味しい。

 

おや? 美味しいのは美味しいけど、なんかこう、3,000円の激烈な感動というわけではないような…。そう、言うなれば、普通に美味しい。

 

これなら作れるのでは? 

 

ケンズカフェトーキョーの特撰ガトーショコラは、レシピが完全公開されています。なぜなら、この独自のチョコレートを手に入れられない限り一般人には完全再現は不可能だからです。すごい自信ですよこれは。では、やってみようじゃないですか!!! 

 

うたこの特撰ガトーショコラ@うたこの家

レシピはこちらの公式を参考にします。

cookpad.com

材料

チョコレートはこのちょっぴりビターなものを。

ここは完全に真似してカルピスバターを使用します。

卵は、千葉県の道の駅で購入したすごい濃厚で美味しいやつ! あとはグラニュー糖ね。材料はこれでOKです。手順通りに作れば、きっと素晴らしいガトーショコラが完成するに違いありません。

レッツクッキング! 

チョコレートとバターを湯せんで溶かしていきます。Let's enjoy cooking.

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綺麗に溶けました。

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溶けたところにグラニュー糖を追加して、さらに混ぜます。グラニュー糖は溶けきらないので、つぶつぶとした感じが残ります。そこに、ホイッパーでよくかき混ぜた卵を4回に分けて混ぜていき、艶が出るまで混ぜ続けます。

 

うん、これって艶出てるってことで、いいんだよね…? 

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生地ができたら、あとは型に流し込んで焼くだけ!! 18分程度焼き上げれば大丈夫だそう。そうして、18分経った後の姿がこちら。

 

真ん中がくぼんでいないし、何やらぶよぶよしてる。

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本家だと、中央にくぼみができて少し柔らかい状態で焼き上がり、だそうなのですが…。不安だったので追加で5分ほど焼いて、取り出してみました。

やっぱり真ん中はくぼみません。そして、外側は固まってはいるものの、信じられないくらい中がぶよぶよです。大丈夫かなこれ。

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冷やした本家のガトーショコラと、暖かい私のガトーショコラを並べてみました。黒い皿に盛り付けてしまったために、一体どこにあるのかわからなくなっています。添えられている白いものは、水切りヨーグルトです。

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ご覧ください、この、明らかすぎる差を。

圧倒的に密度が違います。そして食感の滑らかさも。私のガトーショコラは、チョコレートの濃ゆい味はそりゃあります。でもなんかザクザクした感じ、昔ながらのスポンジのガトーショコラに片足突っ込んでる感じがします。まぁ、端的に言うと、美味しくない。

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その後、残ったガトーショコラはあまりのぶよぶよさが不安だったのでカットして冷凍して食べました。冷やすと一応固まります。でもなんて言うか、バターと卵と砂糖が混ざったチョコレートって感じ。なんだこりゃ。

プロには勝てない

たとえ材料を揃えようとも、プロが長年培ってきた技術を素人がちょちょっとやってできるわけがないのです!!!!!!!!!

それなのに、多くの素人は勘違いをしていると思います。ケーキ屋さんでいちごのショートケーキを見て「シンプルなケーキなんだからもう少しやすく売ってくれたらいいのに」とか「似顔絵、5分やそこらで描けるならもっと安くしてほしい」だの、恥ずかしいことを言います!!!!

 

できないから。

 

断言しますが、素人には、できないから!!!!!! 

素人の「これくらいできるんじゃね」を実行して見事プロの技術の前に打ち砕かれた私が言うのですから間違いありません。素晴らしき商品やコンテンツを提供してくれているプロの方に、私たちは素直に感謝し、大事に受け取るようにしましょう。