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味の素プレゼンツ「両国駅幻の三番ホーム」で餃子!ギョーザステーションに行ってきた。

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味の素の冷凍餃子が45周年を迎えた、ということで企画された「ギョーザステーション」に行ってきました。

この企画は、日本の国技である相撲の聖地両国で、普段は使われていない幻の3番ホームで両国駅に行き交う電車を眺めながら餃子とビールを決めようというものです。7月24日には朝番組「ZIP!」でも紹介され、大勢の人が殺到しました。

ギョーザステーション@両国

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両国駅に到着しました。向かいのホームから見ると、一段下がったところにある3番ホームでは提灯に明かりが灯り、香ばしい餃子の香りが漂ってきます。

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いざ、列へ!!! 

事前にSNSなどでも調べていたので分かってはいたのですが、ここにはエアコンがありません。普段使われていないのですから仕方がないのかもしれませんが、めちゃくちゃ蒸し暑いです。

開店して30分も経たずに2時間待ちとなり、

18時には3時間半待ちとなってしまいました。

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かろうじて回る扇風機と、両国駅の歴史について述べられているパネルを眺めながら並んで待ちます。

ちなみに、ここ、圏外になります

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うちわをもらいました。「イザギョーザ!」の文字と、

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裏面には餃子の妖精、ギョーザフェアリーが描かれています。うちわで涼を取るなんて久しぶりでした。

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列が前の方に進むと、椅子が並べられているので座りながら待つことができます。

私たちは、17:30から並んで3時間待ちました!!! 長かった!

長かったですが、100年以上前から続く両国駅の歴史とか、関東大震災とか戦争の時の駅の様子とか、色々勉強できたので面白かったです。

夫は深い深い鉄道オタクですから、私の無知すぎる質問にも丁寧に答えを返してくれました。

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そしていよいよ、最前列へ…! ホームでギョーザはもうすぐだ!!!!

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ホームには1つ1つ手書きで書かれたという提灯が並んでいます。

このホーム、29年前に定期旅客列車の発着がなくなったため、普段は使用されていないのです。(普段は、なのでイベント時にはちょこちょこ使われているらしい。)

29年前、私が生まれた頃に使われなくなったホームかぁ…

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提灯の隙間から向かいのホームが見えます。帰宅中、おつかれの皆様ごめんなさい、私達は今から餃子とビールをキメます。

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ホームの壁には両国駅の昔の風景が描かれ、駅名の看板の前には味の素の冷凍餃子発売開始45周年を記念した餃子の妖精、ギョーザフェアリーがいます。

背中の羽根は餃子で、手にはフライパンを持っています。地味に可愛い。

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席に案内されたら、注文票を使って注文します。卓上にはガスコンロとフライパン、蓋、皿、調味料などなどが置いており、各自で焼いて食べるスタイル。

味の素の冷凍餃子は、生地に水分と油が含まれているため追加の水も不要、誰が焼いてもパリッパリの美味しい餃子がビシっと焼ける! というのがウリなのです。

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スターターキットはお酒と12個入りの餃子パックで450円(税込)と、中々にお安い! 

我々は最初から追加の餃子パックも注文しました。

餃子計36個と、中瓶のビール2本で1,200円! 

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ギョーザの焼き方も書いてあります。5分間蒸し焼きにしたら、あとは焼き目がつくまで1~2分焼くだけ。

普通の餃子を作るよりも時間も短い?

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スターターキット2名分がこちら! ギョーザステーションと文字の入った粗品のタオルももらいました。

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昭和の雰囲気が出るように、と提灯やテーブル、椅子にもこだわっているそうですが、栓抜きもかなり昔ながらのものが出てきました。

私には、扱いきれなかった…

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さて、餃子を焼いていきます! 2パック分、24個を一気に! 

大きなお花のようになりました。これから5分間は蒸し焼きタイムなので、ビールを飲んで待ちます。

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蒸し上がりました。あとは1~2分焼くだけ!! 

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焼き上がりました。

フライパンにお皿をかぶせて勢い良くひっくり返せば、焼き目が上になってかっこいい餃子感が出せたと思うのですが、24個ものってるし大惨事になると辛いのでそのままつるんと皿に移動しました。

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調味料はやたらと豊富だったので、色々試してみることに。

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マヨネーズに胡椒とラー油、ポン酢に柚子胡椒、ノーマルな酢醤油とラー油。

糖と脂肪は美味しいの原理で、マヨネーズに胡椒とラー油がめちゃくちゃ美味しかったです。パリッと焼きあがった餃子と、皮のもちっと感。冷凍餃子も結構美味しいんだなぁと思いました。

味の素の冷凍餃子、今まで一度も食べたことなかったけど… 家にもストックしておきたいなと思ってしまいました。

昔(小学生の頃)って、冷凍食品ってすごいまずかったような気がするんですが、企業努力は知らないところで続けられているんですね。

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と、餃子にばかりかまけていてはいけません。幻の三番ホームに入れたということが、この体験の面白いところなのです。

「3時間並んで冷凍餃子だろ?」ということは簡単です。

私達は、昔みたいに何もなかった時代で、努力してモノを手に入れずともだいたい全部持ってます。コンビニ行けばおにぎりがあるし、遠い場所でも1日で荷物は届きます。

なんでもあると、本当に退屈! こうした非日常的なイベントに、時間とお金をかけて「体験」を得に行くのだ…! と、いうことなんですよ。

両国駅の今の駅看板と、

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昔の駅看板?(なのか?)を見比べたり

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線路を曲げて屋根にしたという鉄骨を眺めてみたり。

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昔の「りょうごく」フォントを可愛いなぁと思ったり。

長い暑い待ち時間と、両国駅の歴史のお勉強と、冷凍餃子が意外と美味しいことと、両国駅の幻の三番ホーム、全て満喫してきました! 

この企画は7月28日(金)までなので、興味のある方は水と、クールアイテムを忘れずにぜひ並んでみてください。

イベント情報

開催場所 両国駅 幻の3番ホーム(入場券が必要です)
開催期間 7月14日(金)~28日(金)
営業時間 【平日】17:00~23:00(L.O.22:15)
【土日祝】11:00~23:00(L.O.22:15)月曜日