ご覧ください、この漫画喫茶押しのビルを。
このビルの3階と4階部分に、老舗台湾中華『東明飯店』があります。50年、350万人もの人が食べたという台湾中華料理です。
それだけたくさんの人が食べているというのであれば、もちろん美味しいはずである! と思い、定期的に辛いものを摂取しなければストレスに埋もれて発狂する女たち(+友人に連れてこられた夫1名)と一緒に行ってきました。
東明飯店@池袋
店内は結構広いです。茶色い、シンプルな内装で、ちゃきちゃきした店員さんが席に案内してくれました。
はてなブログの画像貼り付けが進化したということで、早速横並びでメニューのご紹介です。台湾中華らしいものがたくさんありますが、シェア前提なのでそれなりに高価格です。
まぁでも、こういうのは大盛りで出て来るだろうし満足できるはずだよね、と考え、どんどん注文していきます。
まずはあっさりとした台湾ビールで乾杯、前菜は4人でシェアします。ピータンが3切れしかない…! と、殺伐を警戒しましたが、なんと4名中3名がピータンを食べることができないと言い、私が全てのピータンを食べる運びとなりました。
ピータン、美味しいです。
この前、自分でゆでたゆで卵を一週間くらい放置して食べたらピータンみたいな香りがしました。多分やばかったんだろうけど、お腹は壊さなかったから、平気。
鶏肉のやつです。なんだかどれも「前菜」のような顔をして少量が盛られているのみです。
いつ、本気を出してくれるんだ…?
餃子は5つでやってきました。これまた戦争だ!!! と思ったのですが、そこは流石齢30にも近い大人4名、譲り合いの精神で私が2つ食べました。
揚げた肉の中に長ネギが入っているもの。
不思議な食べ物でした。それにしたって、どれもおつまみ程度の量しかない。
みんな大好きエビチリです。
「ゆとりですがなにか」では「中国人エビチリなんて食べないよ!! あんなの鮮度の悪いエビのゴマカシだよ!!」と叫ばれていましたが、本当なのでしょうか。
小籠包です。これは人数分ピッタリ出てきました。よかった、平和だ。
豚肉のカリカリ焼き的なもの…ここで、私は、いい加減におかしいだろと思い始めます。
このカリカリ焼き的なもの、いくらだとおもいますか? この分量だと、540円くらい、高くても680円くらい、うんうん、そんな気がしますよね。
864円なんです!!!!! たっけぇ!!! 一口100円もする!!!!
しかも別にそこまで美味しくない。
定番の麻婆豆腐も、片栗粉多めのもっちゃりしたテイスト、昔ながらの麻婆豆腐でした。老舗だからこれが正しいのかもしれないけれど、どうも不完全燃焼な感じに。
その後も懲りずに海鮮あんかけや、
チャーシューと炊いた米や、
おこげなどを注文します。炭水化物が入ったことで、ようやくお腹が満たされてきました。それにしても、どれも少量ずつだった…。大人数でシェアするのが当たり前の中華、だと思って来ると物足りなさがあるかもしれません。
お会計は1人4,300円くらいで、これまた中華にしては高くついた! という印象でした。
このお店は、時期によっては男性2,980円、女性2,480円で食べ放題を開催しているようでして、そっちの食べ放題であれば十分元が取れそうだし満足できそうだなぁと思いました。
最近の中華は小洒落すぎ! 昔なつかしの安心の味が食べたいという方にはおすすめですが、山椒ビリビリ麻婆豆腐に心を奪われている人にはおすすめできないかも、しれません。
店舗情報
アクセス | 池袋駅西口C8出口前(西口五差路交差点角)より徒歩4分 |
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営業時間 | 【ディナータイム】 [月~金曜日]11:30~23:00(L.O. 22:30) [土曜日]15:00~23:00(L.O. 22:30) [日・祝日]15:00~22:00(L.O. 21:30) 【ランチタイム】 [全日]11:30~15:00(L.O.14:30) |
定休日 | なし |