金沢にレストランとケーキショップを複数展開する『ぶどうの木』のケーキショップが、金沢駅構内の金沢百番街にもあります。
金沢はどちらかというと和菓子系のスイーツの方が多い場所ですが、洋菓子だって実はすごいのです。
ぶどうの木@金沢百番街
『ぶどうの木』は金沢の北のはずれで葡萄園を営んでいた創業者が、葡萄園に足を運んでくれたお客さんをもてなそうと小さなカフェレストランを開いたのが始まりです。
葡萄園の濃厚な葡萄ジュースをジュレにして、爽やかなフロマージュのムースで包んだ「フロマージュブラン」が名物となり、今でも看板商品となっています。
美味しいお菓子を作るのはもちろんのこと、お菓子に使う素材はどこでどんな風に作られたのか、どんな気持ちで作ったのか、お菓子に対する物語も大切にしています。
そうそう、お菓子はね、ただ甘くて美味しいだけじゃないんですよ。どんな素材を、どういう組み合わせにしたら美味しいかな? 食べる人は、どんな気持ちになってくれるかな? そんなことを考えながらつくられたお菓子っていうのは、本当に美味しいんですよね。
朝から散々食べていたことと、これから旅館で美味しいお料理を食べる予定があったので、小さなチーズケーキを買いました。
購入した直後は、ご覧の通り霜が付いており、冷凍保存されているものを手渡されたことがわかります。多店舗展開しているケーキ屋さんで、お手軽系のスイーツはよくこうなります。
チーズ系のスイーツは冷凍による変化も少なく、美味しく食べられるのでなんの問題もありませんけどね。
ぶどうの木
売り上げランキング : 44332
|
『ぶどうの木』のクリームサンドは、フレッシュバターだけを使った口どけの良いクリームです。じっくり陰干ししたみずみずしいシルクロードのレーズンが程よく混ざり合います。
バタークリームは常温では溶けやすいので、冷蔵保存で冷やして食べると美味しいそうです。
回答直後ではしゃりしゃりしてしまってチーズの濃厚さが味わえないだろうと思ったので、しばらく食べるのを我慢して移動中の電車で食べました。
友人との4人旅でしたが、数日の旅程中ずっと話していられるのって本当にすごいことですよね。話して、笑って、時々眠る。
朝から歩き疲れた友人たちがだんだんと言葉少なになり、おやつを食べ始めたりうとうとし始めたタイミングでこのチーズケーキを食べました。酸味があり、軽い食べ心地で美味しかったです。
そうこうしている間に、金沢駅から加賀温泉駅へとやって来ました。金沢出身の人もあまりわざわざ訪れたことがないという、ちょっとした僻地、加賀温泉です。
駅には「レディ・カガ」なる宣伝ポスターがあったりしました。こういう絶妙なセンス、好きです。
加賀温泉では、のんびりと旅館を楽しもうと思います。
店舗情報
アクセス | 金沢駅構内 |
---|---|
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 無休 |