ヘルブルン宮殿にやってきました!!
鉄道での移動だったため、私たちがザルツブルクに到着したのは15時過ぎでした。観光地は18時くらいには閉店・閉園してしまうのであまり行けるところがありません。
到着の翌日は丸一日観光する予定だったので、中途半端に旧市街地を見ても……
ということで、ザルツブルクの中央駅からバスで20分ほどのところにある「ヘルブルン宮殿」に行くことにしました。
公式サイトはこちら
ヘルブルン宮殿
中央駅のバス停から、25番のバスに乗ります。そこから宮殿までは徒歩3分ほど。
30〜40分のガイドツアーがあるのですが、来たお客さんをざっくり分けて随時開始しているようです。
予約などは必要なく、行って受付をします。ガイドツアーがいつ始まるのかは明記されていないので、ツアー受付時間内に余裕を持って行くようにしましょう。
秋は16:30までしか受け付けていませんが、夏場は18時まで受け付けています。
ガイドツアーでは水でべっしゃべしゃになるので晴れている夏の日に訪れることをオススメします。
チケットの価格はこんな感じです。ザルツブルクカードを持っていれば、無料になります。
これだけで、ザルツブルクカードの約半分の元が取れたことになります。観光の際にはザルツブルクカードをお忘れなく!
それでは、ガイドツアーの開始です。集合時間に集められた人は30~40名ほどだったかと思います。元気いっぱいの女性ガイドさんでした。
ガイドは、まずドイツ語で行われ、そのあと同じ内容を英語で話してくれます。
宮殿内にある様々な噴水を見て回ります。いたずら宮殿の名の通り、人々を驚かせ、楽しませ、びしゃびしゃにする仕組みがいっぱいです。
水に濡れる、ただそれだけのできごとなのですが、子供たちはテンションマックス、大人も楽しい気分になってきます。
とにかくいろんな噴水があるので、ガイドのお姉さんの話をよく聞きながら進みましょう。
この宮殿が作られたのはなんと400年前です。そんなころに「噴水でみんなをからかってやろう!」と考えていた人がいたということを知るだけでも、ドイツに対する親近感がわきます。
これは洞窟のようなところにある、水圧で上に持ち上がる三角の何かです。
水はどこからかかるのか? というと、本当にいたるところからです。ガイドのお姉さんから遠いところにいるからといって安心することはできません。
油断したときに、かけられます。
これは水の力で動くからくりです。造形は細かく、音楽もかわいらしいです。これはとにかくすごい!! ぜひ近くでじっくり見てみてください。
何のためにこんな噴水を……というと、きっと、楽しいからだよ! という答えが返ってくるんだろうなぁと思います。
こんなのも。
向かい合った亀の口にきれいに収まっているので、どちらから水が出ているのかわからない噴水とか。
なんかの像とか。
なんかちょっと顔の怖い像とか。
いろんなものがあります。水で濡れながら周るツアーはとても楽しいので、夏の晴れた日にはぜひ行ってみてください。ザルツブルク旧市街からは少し離れた郊外にありますが、行ってみる価値ありです!