海外旅行に行ったなら、朝食からその土地の美味しいものを食べて回りたい! ホテルについている朝食なんて食べていられないのです。
ということで、ウィーンのインペリアルホテルのレストランで朝食をとることにしました!! インペリアルホテル……つまり、日本で言うところの帝国ホテルですね! これは期待できます。
なにせ、これが入り口かな? と思った↑は完全に裏口だったのですから、期待できます。
インペリアルホテル
本物の入り口はこちらでした。さすがはインペリアルホテル。
CAFEと書いてあるテラス席で朝ごはんを食べます。ホテル内の朝食ブッフェも、お金を払えば食べられますが結構高いので普通に単品で頼もうと思います。
朝から高級ホテルのテラス席で朝食なんて、贅沢の極みですね。
夏の朝ですが、湿度は低いためカラッとしています。日陰は涼しいので居心地が良いです。
まずはパンが運ばれてきました。日本の朝食ならこのうちの1つを取って食べれば終わり、というくらい相変わらず大きく、そして量が多いです。
料理を待つ間にホテルの内部も探検してみました。シャンデリアが輝く豪華絢爛な空間……。いつか、こんなホテルに、泊まってみたい……。
ちなみに、1泊大人2名で約4万円です。
こっそりと朝食ブッフェの方も撮影しました。フルーツや野菜がもりもり。
広間的な場所もやばかったです。
お手洗いまでこの美しさですよ……。レストラン利用だけでも、ここまではホテル内に入れますので、さりげなくお手洗いにいくことをおすすめします。
お手洗いに行くまでの壁に肖像画もかけられていました。
席に戻ると、今日はもう生クリームは要らない……と思って注文したカプチーノが。甘くない、おいしいです。
どうしてもホテルで食べてみたかった、ウィンナーシュニッツェル!! ウィーンの郷土料理であるウィンナーシュニッツェルですが、ホテルのレストランが本気で作るとどうなるのかなと思って、気になっていました。
たしか、これだけでも26ユーロくらいしましたよ……。
この前食べたものより衣が薄くて、きつね色にさっくりと揚げられています。
まーこれが、美味しくて。夫はこのウィンナーシュニッツェルにいたく感動して、帰国後自宅で再現しようと奮闘していました。
続いて、カイザーシュマーレンです。オーストリアでは最も有名なデザートとも言われています。パンケーキを一口サイズにちぎって食べやすくしたもの。
仕事に忙しいフランツ・ヨーゼフ1世も好んで食べたと言われています。
それにしても……量が多い。
パンケーキ何枚分あるんだ……?
こちらに、ベリーのソースをかけて食べます。ブルーベリーやクランベリー、ストロベリーなどが入っていました。甘さはそこまで強くないですが、ソースもめちゃくちゃ量が多いです。
かけてみました。
粉砂糖がかかったふわふわパンケーキにベリーのソース、おいしいです。おいしいけど、苦しい……。
でも、私にはまだ食べたいものが……! それがこの、インペリアルトルテです。
インペリアルトルテはザッハトルテに並ぶウィーンの伝統的なチョコレート菓子です。
ザッハトルテが円形なのに対し、インペリアルトルテは正方形。上部には双頭の鷲の紋章が描かれたチョコレートがのっています。
アーモンドが香るチョコレートケーキ! コーティングチョコとの間にはマジパンが入っていました。ヨーロッパの洋菓子って、マジパンをよく使っている印象があります。
とにかくもうお腹いっぱいです。朝から食べすぎました。