今回の旅行でよく利用した「ÖBB(うーびーびー)」という電車、一等車に乗るときには、出発までラウンジの利用も可能なのです!
電車の出発前といえば、夫の電車撮影会で忙しくて座っている暇もなかったのですか、せっかくなので一度くらいラウンジを利用してみようと思い、行ってきました。
OBB Lounge
私はずっと「QBB」だと思っていたのですが、ちょっと違いましたね。
ラウンジはこちら、と大きな看板が出ています。
自動ドアをいくつかくぐっていくと…
ラウンジです!
入り口で一等車のチケットを見せます。自信のなかったわたし達は、「can I use…?」的な感じでおずおずとチケットを差し出しましたが、「yeah! ofcourse!!」的に陽気に返してくれたのでホッとしました。
ラウンジ内では軽食とドリンクをいただくことができます。
これはマドレーヌ。
プチクロワッサン。
ドリンクはジュースから炭酸水までいろいろ!
スナック、ぶどうなどもあります。
朝ごはんを食べてきたにもかかわらず、ほぼ全種類を取ってきました。バイキングじゃないんだぞ。
ジュースはりんごジュースにしました。ウィーンには水なのか炭酸水なのか分からないペットボトルがたくさん販売されています。親切な人がこういう風に書いてあるやつは炭酸水なんだよ、と教えてくれたのですが、それもあまり確かではなかったので発泡しない飲み物に飢えていました。
お腹いっぱいだったので、スナックやぶどうが特に美味しかったです。
周囲にはゆったりと新聞や雑誌を読んでいる人たちがいました。さすがは一等車に乗るものだけが使用できるラウンジ、お金の余裕は心の余裕ってやつなのかもしれません。
夫のためにエスプレッソを入れてあげたのですが、ボタンを押し間違えたらしくだぶだぶになってしまいました。
こちらがエスプレッソの正しい姿です。塩気が効いたトマト味のスナックが結構美味しかったのでおかわりしました。
ラウンジの滞在は15分もそこそこ、なぜなら夫は早くホームに行って電車の写真を撮りたいのです。
私は電車を一度見たくらいでは何も覚えていられないのですか、夫は驚異的な記憶力で「あの電車、家にある模型と番号が同じだ!」と感動していたり、運転手さんに手を振ってもらって喜んだり、同じく撮り鉄っぽいウィーンの方と「あの電車、いいね」と言葉は通じなくてもアイコンタクトでわかりあったりしていました。
趣味があるっていうことは、素晴らしいことですね。