慣れない海外旅行にもうそろそろクタクタな、旅行最終日の夜。19時くらいなんですが、もちろんまだまだ明るいのがヨーロッパです。
最後の晩餐はスイス、チューリッヒなら絶対食べて帰りたいラクレットです!!
ラクレットは日本でもじわじわと人気になってきており、あのチーズがとろ〜〜っととろける様子がフォトジェニック&ムービージェニックだということでね。いや、分りますよ。ハイジのチーズだとか色々言われていますけど、私も暖炉でチーズ温めて溶かして食べたいですもん。
RACLETTE
とはいえ、ラクレットは基本的にはレストランの中にあるメニューのうちの一つです。ラクレット専門店というものはチューリッヒにもありませんでした。
が、最近のラクレット人気にあやかってできたのがこの『RACLETTE』というそのままの名前のラクレット専門店です。
物価の高いチューリッヒで、カジュアルにラクレットだけが楽しめるというのは私たちとしてもありがたいこと! ということで、いってきました。
メニューも基本的にはラクレットだけです。チーズの量は80gか160gから選べます。チーズの種類も選べ、ガーリックとかそのあたりも選べたりします。
店内はこんな感じで、カジュアルおしゃれな雰囲気です。
チーズは牛乳から作られていますから、牛の絵も飾られていて当然ですね。
溶けたチーズが冷えてお腹の中で固まってしまうと消化に悪いので、ラクレットやチーズフォンデュと一緒に飲むなら常温の飲み物がおすすめです。ということで、私は赤ワインを飲むことにしました。
夫は疲労困憊、もうお酒は飲めないということでサイダーを飲んでいました。
もちろん160gの分量で注文しました。ラクレットの専門店ですが、チーズをどろ〜っとかけるエンターテインメントはありませんでした。
チーズの中に隠れているのはじゃがいもです。ホクホクじゃがいもにトロトロチーズを絡めていただきます。めちゃくちゃ美味しいです。
時々ピクルスで酸味をプラスします。美味しいです。
見た目には全く変化がないのですが、こちらはガーリック風味のラクレットです。同様に160gで注文しました。
これで、私と夫のお腹の中には160gずつチーズが入ったことになります。すごい量のチーズです。
それにしてもなんにしても、もう、めちゃくちゃ美味しかったです。
日本に帰ってきてから市販のチーズをいくつか溶かしてみましたが、こういう風に綺麗にとろっと溶けない……すぐに固まってしまったり、なんだかゴムっぽい食感になったり……一体、スイスのチーズにはどんな秘密があるのでしょうか……。