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この世界の秘密を見つけ出すために、どんなことでもやってみて、いろんなことを考えます。

ウィーンを歩き回る(3にちめ)

こんにちは。うたこの夫です。

妻はすでに新婚旅行日記を終わらせていますが、私はまだ終わっていませんでした。

だって、楽しみにしていたクリスマスと誕生日とお正月とがありましたからね。

 

ウィーン(3にちめ)

さて、今日はウィーン滞在3日目の様子を紹介します。

 

いきなりUバーンに乗り、Karlsplatz(カールスプラッツ)駅に向かいます。

乗換や乗り降りで何度も使っているので、もうずいぶん見知った駅です。

 

朝食は、前日の夜のオーケストラを聴いた、楽友協会の隣にある、ホテル・インペリアルのカフェ「カフェ・インペリアル」で。

 

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このとなりに

 

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これがある。

この高そうな外観。実際高級ホテル。

日本で言ったら帝国ホテルだもんね。

今日はちゃんとテラス席で食べました。

 

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ウィンナーシュニッツェル。

朝から揚げ物です。これがおいしくっておいしくって、帰国してからも作ってみたりしました。

妻はなんだかちぎれたパンケーキとか食べてました。

詳細はこちらでどうぞ。

 

朝ご飯を食べたら徒歩で移動します。

ホーフブルグ宮殿方面に。 

 

また信号があった。

 

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今度はゲイ・バージョン。

 

面白い話ですが、ホーフブルグ宮殿尾中庭には、お馬さんがいっぱいいました。

頭も足も体も白くて、尾も白い……。

 

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ということで、私たちはスペイン乗馬学校の朝練を見に行きました。

内部は写真撮影禁止でした。

私たちが見た練習は、クラシック音楽に合わせてお馬さんが歩いているだけ。

妻は寝落ち、私もうとうとしてきたので移動しました。チケット高かったけど。

 

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ホーフブルグ宮殿を過ぎて、ヘルデンプラッツに出ました。

 

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もう

 

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なにもかも

 

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スケールでかい

 

あちこちにある銅像も、きっとすごい有名な人物のものなのでしょうけど、いかんせん数が多すぎる。一個一個見て回ると、それだけで数時間かかりそうです。

建物だって歴史を感じる重みのあるものばかり。彫刻がきれいだし、色合いや窓や屋根のつけ方にそれぞれ特徴があって、写真に撮って分類すると面白そう。

だけどやっぱり数が多すぎる。これは数年単位でウィーンに居ないとできないな。

 

フォルクスガルテンに行きました。

 

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お目当ては、こちらのエリザベート像。

池に藻が生えちゃってなんかかわいそう。

この日も気温が35度近くありました。

 

トラムに乗って、プリンツ・オイゲン通りを南下します。

向かった先はこちら。

ウィーン軍事史博物館。

 

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どうやら軍施設の一部または隣接しているようで、軍服のガタイのいいあんちゃんたちがいっぱいいました。ちなみに内部の写真撮影は有料。私は博物館のものを写真に撮るのはあんまり好きじゃないのでカメラを預けましたが、後で撮っておけばよかったと後悔することばかり……。

 

フロアごとに展示・解説している時代と内容を変えています。

2度の世界大戦、特に自国が火種となった第1次世界大戦についてはかなりの面積を使って非常に凝った解説をしています。サラエボ事件でフランツ・フェルディナント皇太子夫妻が乗っていた車、身に付けていた服、暗殺に使われた拳銃。火器や装備、爆弾、砲、塹壕。前線から国民生活、戦争の火種から戦後の様子まで、ありとあらゆるものが展示・解説されています。

 

第2次世界大戦でオーストリアは、ナチス政権下のドイツに併合され、枢軸国の一員として連合国と戦った歴史をもっています。その結果は皆さんがご存知の通り。

国民感情と切れない戦争の関係。兵器の爆発的進化、「総力戦」という戦争形態、それらが生み出す圧倒的犠牲。

 

ザルツブルグのホーエンザルツブルグ城塞の展示でもそうでした。オーストリアという国は、さんざんに味わった戦争当事国としての苦渋を、あえてこのように展示することで、同じ過ちを2度と繰り返したくないという強い思いをもっているようです。

 

第2次世界大戦後、10年かけて独立を果たしたオーストリアは、同年に永世中立宣言をします。中欧に位置するオーストリアは、東西両陣営とも隣り合う緩衝地帯ですから、冷戦時代には戦争に巻き込まれるリスクが高かったのでしょう。ゆえに、どちらの陣営にも近づかず、独自の武力をもち、国土を守っていく方法をとりました。

 

それを象徴するのが、軍事史博物館の玄関わきに展示されている戦闘機です。

 

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SAAB J35Ö ドラケン 戦闘機です。同じく中立国のスウェーデン製。

 

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赤丸に白の下向き▽が、オーストリアの国籍マークです。

(同国近隣には赤白国旗の国が多いような……)

 

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特徴的なダブルデルタ翼。丸みを帯びたエアインテーク。

世代としてはアメリカのF-105あたり、センチュリーシリーズ後期に相当します。

1950年代末期から60年代初頭に生まれた戦闘機です。しかしオーストリアへの配備は遅く、1985年。

 

じゃあその前の戦闘機は……

 

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SAAB J29 トゥナン 戦闘機。こちらもスウェーデン製。

自国に戦闘機開発能力がなければ、他国製を購入するしかない。

 

ドラケンの裏に、こんな看板がありました。

 

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Tank Collection 戦車の展示でしょうか。

 

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あった。けどなんか展示を一時中止しているようで、これ以上中に入れない。

 

駅前に戻ります。

 

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トラムの折り返し用のループ線がありました。

いったんホテルに戻り、一息ついたらまた地下鉄に乗ります。

 

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フロリッツドルフ駅。終点です。

オーストリアはピクトグラム大国(勝手に指定)ですので、我々外国人でもわかりやすい表示です。

ÖBBとSバーン(ÖBBの近郊列車)、トラムやバスの乗換があって、案内は左、トイレは右なんだね。

 

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よく見ると、ÖBBもSバーンも、古いマークだ。

マーク変更時に一気に変えない、テキトーなところが好きです。オーストリア。

 

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駅前の行灯だって旧マークのまま。

「わかりゃいいんだろ?」

的なノリなのかな。

 

線路沿いに歩くこと10分。目的地に到着。

 

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この公園、というのもおこがましいスペース。

あれ、誰か石の中にいますね。

 

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おっ?

 

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寅さん!

 

全国3000万人の寅さんファンの皆様、お待たせいたしました。

ここがかの有名な

 

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寅さん公園です。

 

なんでウィーンに寅さん? 日本臭さの代表がなぜオーストリアで公園になっているの?

って、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

実はウィーンは「男はつらいよ」シリーズで、海外ロケが行われた都市なんです。その作品は、第41作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」。由布院と聞き間違えてウィーンに来てしまって・・・・・というお話です。

詳細はここで語ると長くなってしまうので、映画をご覧ください。

 

www.tora-san.jp

 

というわけでこのクソ暑い中、聖地巡礼をしたというわけです。

この場所はロケに使われたわけではありませんが、その映画を記念して造られた公園です。詳細はこちらをご覧ください⇒ 男はつらいよ 寅次郎心の旅路 - Wikipedia

 

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って言っても、これだけなんだけどね。

 

線路沿いを歩いて、Uバーンに乗って、またフロリッツドルフ駅。

今度はSバーン(近郊列車)に乗って、ウィーン中央駅に戻ります。

電車が来ました

 

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ÖBB Rh4020。3両編成の電車です。1978から1987年まで製造された車両。

日本でいうと113系2000番代に相当します。ちょっとマニアックな話ですが、113系2000番代と言えば、全車が新製冷房車。113系だから当然いわゆる新性能電車。既製の113系や111系、115系と合わせて関東地方から中国地方のほとんどの都府県で見ることができた名車両です。それと同世代の近郊電車オーストリア代表。ちょっと期待が膨らみます。

 

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非冷房の吊り掛け駆動の電車だったよ……

70年代後半になって吊り掛け駆動の電車って、何やってんだよオーストリア……

 

なにはともあれ

 

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Wien Hauputbahnhof に戻りました。ウィーン中央駅。要するに、ホテルの目の前です。ですが、ホテルには戻りません。

中心部へおいしいものを食べに行きます。

 

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おーいしー!

 

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こんな感じで、ブルストスタンドっていうだそうですが、ウィンナーソーセージの立ち食いスタンドがたくさんあります。

結局何軒回ったかな……。

 

夕方になると

 

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彫刻の陰影もはっきりして、重みが増してきます。

 

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シュテファン大聖堂も暗い感じ。

え? ただの露出アンダー? そうだね。

 

おなかがいっぱいになったら中心部を離れます。

 

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やっぱりこの駅。

 

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カールスプラッツ!!