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焼肉の概念を覆す『炭火焼肉なかはら』、美麗すぎる肉

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数ヶ月に一度の超贅沢ディナーにお呼ばれしてきました。美味しいものは世界を救う、美味しいものは人に生きる力を与えます。

今回の舞台は『炭火焼肉なかはら』です。黒毛和牛を丸ごと一頭買いしているため、希少部位まで存分に味わえます。

 

炭火焼肉なかはら@市ヶ谷

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店内はモダンでスタイリッシュな雰囲気。食事中にも関わらずサングラスをかけている人がいたので、芸能人かと思いました。

並べられている椅子はEMECOのネイビーチェア!! 一脚89,000円します。良質なアルミニウムで作られたこの椅子、めちゃくちゃ軽いんですよね。

 

私はネイビーチェアのリプロダクト品を使用しています。

 

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早速コースのスタートです。はじめに出てきた前菜的な一皿は、

 

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コンビーフです。

こんな上品な見た目をしているコンビーフ、あるんですか? 

 

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こちらは内腿のユッケです。

 

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なんとも言えないなめらかさ、そして甘味。

 

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こちらは黒毛和牛のたん3種盛りです。奥に見えるひときわ分厚いたんは、たん元といって下の根元の部分です。1頭からたった6枚しか取れない贅沢な部分です。

 

左奥にあるのはたん先、右側で山盛りになっているのがたんの筋です。筋とは、舌を上に持ち上げた時の筋の部分のこと。

 

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まずはたん先からいただきます。こちらのお店では店員さんが丁寧に説明をくださり、全て最高の焼き加減まで焼き上げてくれます。

私たちはそれを美味しくいただくだけ……! なんと贅沢なのでしょうか。

 

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たん先、あっさりしているけれどかみごたえがあって美味しいです。これだけ薄く切られているというのに、圧倒的な存在感があります。

 

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続いて、どう考えてもやばそうなたん元です。厚切りのたんって、どうしてこんなにも人の思考能力を奪うのでしょうか。

 

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レアすぎても焼きすぎてもだめ、たん元はしっかり火は通っているけれども硬くなりすぎないくらいで焼き上げるのが正解だそうです。

強い旨味と、サックリとしたたん独特の食感を最大限に楽しむことができます。

 

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最後にたん筋です。ちょっぴり脂身と、たんの食感が合わさって……見た目以上の絶品! たん筋は初めて食べましたが、なんだこれは。めちゃくちゃ美味い。

 

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お肉の口休めに、サラダが登場しました。見た目から明らかに普通のサラダではありません。

こちら、茨城県の牛久市の朝どれお野菜15種類を使ったサラダです。グリーンだけでも4種類! ベビーリーフ、ケール、紫キャベツ、おかひじきが入っています。

 

上に乗っている赤色の物体は、ビーツ。そのほかにもレンコン、かぶ、ごぼう、にんじん、オクラ、サルナシ、ダビデの星、青パパイヤ、グラパラリーフ(サボテンの仲間だそうです)、コリンキー、さつまいもが入っています。

 

サラダについては中原さんもかなり力を入れているそうで、厳選された野菜を使っています。こんなに多岐にわたるサラダ、初めて……。

どのお野菜も美味しくて、このサラダだけでも延々食べていたくなりました。

 

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次のお肉はサーロイン! 20秒で焼き上がってしまいます。焼きすぎると脂が溶けてせっかくの旨味が流れ出てしまうので、目を離すことが出来ません。

 

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焼き上がりはこちら。脂がとろりと浮かび上がって、光り輝いています。なんという神々しさ。

これがもう、めちゃくちゃ甘い。旨味成分が舌を刺激しまくってバカになりそうです。

 

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続いて、左側ははらみ、右側は内腿です。

 

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はらみはじっくりと時間をかけて火を通していきます。じゅわりと広がる肉肉しい風味、赤身のお肉ですが、適度に脂身もあって絶妙なバランス感覚です。

 

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対する内腿はふわりととろける柔らかさがありました。人間も、内腿ってぷにぷにしてるもんね。

 

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ここでマッコリを投下します。

 

「白一文字 剱」は、国産のマッコリです。

「食材の味を活かし、旨みをを引き出す新しい食中酒のスタンダード」をモットーに醸されました。

酒どころ新潟の米と水を使い、越後杜氏の醸造技術を余すところなく活かした、思考錯誤を重ねた生原酒・無添加の逸品です。

 

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発泡性なので飲み口は軽く、ついつい飲みすぎてしまいます。美味しい。やっぱり焼肉にはマッコリ……! 

 

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牛テールスープはあっさりしているのにコクがあり、しっかりと脂身を感じるのにしつこくない。端的に申し上げますと、美味いです。

 

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希少部位、ミスジとハタサンカクです。

 

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罪状:絶品

 

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箸休めにナムルが出てきました。ナムルってもっと雑多な存在じゃなかったっけ? ここまで品の良いナムルになれるのね。

 

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高級店とはいえ欠かせない、ホルモン。ミノと一緒に登場です。

 

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火が通るまで時間がかかるので、じっくりじっくり焼いていきます。

ホルモン、という名前は改名した方がいいお味でした。

 

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そろそろお腹もいっぱいになってきた頃、とんでもない刺客が現れました。牛ヒレカツのサンドです。この色鮮やかな断面、なんとこのヒレ、パンと一緒にカットできるくらい柔らかいのだそうです。

 

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パンとお肉が重なっていて、こんなに綺麗にカットできることなんて、あるんですね。

カツにかかっているソースも絶品で、糖質脂質たんぱく質の最強コンボ、いただきましたー! 

 

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『炭火焼肉なかはら』の猛攻はまだまだ続きます。いや、もう流石に食べられなくない……? これ、ご飯ものでしょ? キッツイよ……。

 

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あっ、あかん、めっちゃ美味しそうや。

 

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甘くとろける高級牛丼。もう食べられないとか嘘でした。

 

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最後のデザートはピスタチオのアイスです。なめらかすぎて、初めての食感でした。甘さは控えめで、恐ろしく贅沢なコースをすっきりと締めてくれました。

 

またしても、とんでもないものを食べてしまった……。生きている限り、美味しいものを食べていたい。また明日からも頑張ろうと思わせてくれました。

 

店舗情報

アクセス JR中央線市ケ谷駅より徒歩2分
営業時間 [月・火・木・金・土・日・祝]17:00~22:30(L.O.)
※ランチは終了しました。
定休日 水曜日
by カエレバ