こんにちは、うたこの夫です。
前回の記事でお伝えしたeBayでのお買い物。
無事に終了したので報告いたします。
落札後の大まかな流れ
落札後は、My eBayページから確認できます。
売り手が発送すると、アプリ上で到着予想日が示されます。Expected と書いてある欄がそれです。
今回、スクショを忘れましたが、確認ページへはすぐにアクセスできます。
とどいた!
ドイツからついに届きました!
商品の大きさの割に、だいぶ大きな段ボール箱が届きました。※段ボールの上に乗っているのは比較用の文庫本です。
試しに上下に振ってみましたが、全く音がしません。当然、中身が揺れている感じもしません。
これは相当中身が詰まっているぞ!
なんかめっちゃかっこいい切手がたくさん貼ってあります。当然、ドイツの切手です。
切手マニアじゃないけど、記念にとっといておこう。(二十数年前、今は亡き祖父に切手のはがし方と保存方法を教わったのだ!)
ものすごい量のチラシが詰まっていました。なるほど安くて丈夫な梱包材だ。
チラシを使う以上はタダ同然だもんね。
たかだか1両のために、ここまで厳重で丁寧な梱包をしてくれた売り手さんに感謝です。
売り手さんの愛情の深さも感じますし、欧州での鉄道模型の「大人の趣味」ぶりが伝わります。
チラシを何枚かどかすと、それらしい包みが出てきました。
このサイズ。間違いなく車輛ケースですね。
いよいよご対面。
チェックしよう
早速チェックです。せっかく買ったのですから、不良品ではないことを確認しましょう。
今回は客車ですので、部品の欠損がないか、車輪の転がりはよいかを確認します。
ドキドキ。ケースから取り出して……
飾り棚に上げます。相変わらず、きれいな印刷です。
反対側も。サービス会社のロゴが入っていませんが、それはそれでいい感じ。
実物がプラグドアなのに、模型ではそれを再現していませんが、全く気になりません。
早速、EC164"Transalpin"風の編成組ませて飾りました。これで妻には、どれを買ったかは分かりません。(ドイツから模型を買って、いくら使ったかは報告してます笑)
実物11輌から4輌にデフォルメされた編成を見ると、基本セットを初めて買ってもらった時と同じようなワクワク感を覚えます。
外国型は手持ちを適当に並べても「それっぽさ」を味わえて、「イメージ」で補完できる、気楽な楽しさがあります。
なるほど、「旧客や地方私鉄にハマったやつがいきなり外国型にハマる」とは本当によく言ったものです。
自由で気楽だが、とてつもない深淵です。
反対側から。SBBのパノラマ一等車はかなりの存在感があります。
懸念していた色の違いです。左は今回導入のRoco製、右は以前から持っているFleischmann製。別メーカーとは思えないほど色がそろっています。全く問題ありません
車体表記の印刷もばっちりです。でもちょっと床下の色が成形色そのままっぽいな?
比較してみましょう。
こちらはRoco。ちょっと暗いグレー。半々光沢くらい?
こちらはFleischmann。ちょっと明るいグレー。光沢なし。こちらのほうが色がハッキリしていて、かつモールドもシャープな印象です。実際のところは大きな違いはないのですが、気になるならRoco製のほうの床下を艶消しライトグレーに塗装してしまうのも手でしょうか。
まとめ
ということで、無事に買い物が成功しました!
① eBayの利用は、ちょっと英語が分かれば難しくない!
② ヨーロッパの人は、日本人以上に鉄道模型を大事にしている(と思う)!
① これは本当。間違いないと断言できます。中学生程度の文法力と翻訳ソフトや辞書を使える力があれば、全く難しいことはありません。代理店を挟むとかマジ信じらんない。
② これは場合によるかもしれませんが、日本における鉄道模型の立ち位置とは確実に異なるということは間違いありません。日本ではNゲージは子供のおもちゃの延長でもあるので、雑に扱われる個体もありますし、それを道楽とする自分にはある種の後ろめたさがあることも否めません。しかしヨーロッパでは鉄道模型は立派な男のホビイ。
技術と愛情のある人たちが、立派な趣味として堂々と楽しんでいます。だからこそ、維持管理や改造、遊び方のノウハウが蓄積されて、日本よりはるかに進化した模型の世界が広がっているのでしょう。
ところで、ザルツブルグの模型店でもらった2015年のRocoのカタログには、グリスで髪を固めた兄ちゃんとSLが映って、「It's a Man's World」「Forever young」と書いてあります。
つまり、おっさんしかいないということですね。
↓カタログを手に入れた時の記事はこちら。