太ったので半年間、週に4回のハイペースで早朝ジムに通いました。その結果痩せなかったのでご報告します。
社会人になって数年もすると、体に余分なお肉がついてくるものですね。あちらこちらにぽにょぽにょり。ひっぺがそうにも剥がれない不思議な物体、それが脂肪。
「いや〜、最近まずいんすよね〜飲み会あとのラーメンっすかね〜」
「やーん、パンケーキ超おいしそ〜でもダイエットしなきゃ〜」
食ってんだから太って当たり前だろ、という現実を直視せずに脂肪を蓄えるタイプの人が安直に陥りがちなのが「よぉし!ジムでも通い始めるか!」という決意です。
新年はジムに通い始めがち
1月には「今年こそ始めて見ませんか?」
3月には「新生活前に!」
5月には「新生活の疲れをリフレッシュ!」
6月には「夏に向けて!」
9月には「運動の秋です!」
11月には「今年の不調、今年のうちに」
どれも、目に入る脂肪に嫌気がさしている社会人を惑わすには十分すぎる誘い文句です。
社内に何人か早朝ジムに通っているよという人がいたのと、唐突に「プールで泳ぎたい」という欲求に突き動かされて入会しました。2014年の10月のことです。
プールには魅力があるのです。ご覧ください。
それに水の中でのウォーキングは脚やせに効果絶大なんです。
その理由は、水の中は浮力が働くので、関節に負担がかからない。それと水の抵抗があるので、ひとつひとつの動きをとっても、陸上よりはずっとパワーが必要になります。だから部分やせには最適なんですね。重力の負担がかからない水中で筋肉を動かすので、筋肉の使い方次第で下半身だけを引き締めることもできるといえるんです。たとえば、ももを大きく上に上げて歩けば、水の抵抗で、太ももにかかる力も大きくなって筋肉も引き締まってくるというわけなんです。
足やせダイエットで美脚美人♪ » 下半身ダイエットに水泳がいいのはなぜ?
そう、私は脚痩せしたかったんですよ。
足が太いと言われたのはたしか、小学校4年生の体育の着替えのときでした。確かに周りのひょろりとした女の子に比べると、私の足だけ体操着にはほぼ余裕がなく、体育座りをするとぱつぱつしていたことをよく覚えています。
それからというもの、足が太いというのは私のコンプレックスです。
今も、普通に売られているズボンは足が入らないので、スカートばかり履いています。
やると決めたら本気の私、髪の毛を傷めずに水泳を楽しむために髪が濡れなくて済むようにシリコン製のスイムキャップも買いました。(ネットで500円で)
結論から申し上げましょう。
ジムでは痩せない
動いた分食べないとフラッフラになるため、摂取カロリー<消費カロリーの分量が運動をしていない時と比べてあまり変化しないからです。もちろん、ゆるやかに体重減少できる、体の機能を強化しながら減量できるなどの当然のメリットはあります。しかしですね。
水泳目当てで入会する私みたいな人の末路はこうです。
頑張ってバタ足しまくる
↓
シリコンキャップとはいえジム後のヘアメイクなどが面倒になる
↓
スタジオプログラムに移行する。しかし汗はかく
↓
筋トレマシーンに移行する
↓
とはいえ有酸素運動しなきゃ!とエアロバイクを漕ぎ始める
↓
これ、自転車でその辺走り回ればよくね?
↓
飽きる
私からは以上です。ちなみにこの流れ、私は2回目です。
退会アンケートの退会理由に
☑︎その他(飽きた)
って素直に書いたらお姉さんに「飽きちゃったら仕方ないですよね」って慰められました。
もう、諦めて家でできる体操だけやる。