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ファスティングダイエットで11kgの減量に成功! その方法とは

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身長160cm、体脂肪率31%、運動経験ゼロ、ケーキが大好き。そんな私が一念発起して、ファスティングダイエットにより11kgのダイエットに成功しました。 

 

 

ファスティングダイエットとは

一時期とても流行ったので、美容と健康に興味がある方なら一度は聞いたことがあると思います。簡単に説明すると

 

「一定の日数固形物を食べずに内臓器官を休ませ、過食になっている食事状況をまるっと改善する」

 

ダイエット法です。(私は医者でもなんでもないただの太ってた一般人なのでこの記事の内容を実践されて困ったことが起きても責任等とれません。参考程度にとどめ、実践する場合は自己責任でお願いします)

 

まず、結果から。3カ月に一度3日間のファスティングを行い、その他カロリー調整によって11kgほど痩せました。(痩せすぎたのでその後多少戻して最終的には8キロ減となっております。)3日間のファスティングは結構限界にチャレンジっていうレベルです。体調が悪いと思ったらすぐに中断してください。私は責任はとれません。

 

【3日間ファスティングのやり方】

  1. 酵素ドリンクを準備する
  2. 【準備食】3日前から肉や魚は控え、食べる量を少しずつ減らしていく。
  3. 【ファスティング】ファスティング開始後の3日間は、2時間おきに酵素ドリンクを飲み、合間で水と野菜ジュース(砂糖食塩無添加、野菜100%のもの)を、おなかがすいたと思ったら飲みます。食事から得られる水分の分だけ摂取量が減ってしまうので、水は積極的に飲みましょう。
  4. 【回復食】終了後3日間は回復食を食べます。

それではそれぞれの詳細についてみていきます。

 

1.酵素ドリンクについて

酵素ドリンクとは、植物や野菜に含まれる酵素を抽出した飲み物のことです。人間は、体内で酵素を生成することができないため、食べ物によって摂取する必要があります。酵素は食べ物の消化や皮膚や細胞の代謝を助けてくれるものです。

 

酵素は熱処理に弱いため、あまり熱を加えずに作られているものの方が効果が高いと言われています。また、人によって合う酵素合わない酵素があるため、どの酵素ドリンクが最適なのかどうかはその人本人にしか分かりません。色々試してみてください。

 

しかしながら、一般的に販売される食品は熱処理・加工がなされているものがほとんどです。その場合酵素は死滅してしまっているのでは? という疑問が出てきますが、酵素ドリンク屋さんによると「加熱で死なない酵素もおりますので」という話だそうです。

 

酵素がいかに効果的なのかどうかを判断するのは非常に難しいので、酵素ドリンクは「食事を摂らない間に血糖値をなるべく一定に保つための飲み物」くらいに考えてもいいかもしれません。

 

人間は食事を摂らないと血糖値が上がりません。血糖値が上がらないとどうなるかというと、ものすごく眠くなったり体がだるくてろくに動けなくなったりします。空腹をもろに食らってファスティングどころではなくなります。

(もちろん、ファスティング中はたとえ酵素ドリンクを飲んでいても体が省エネモードになってだるさや眠気を感じます。)

 

そこで、血糖値をあげられる飲み物を定期的に摂る事で、体内のバランスをとるのです。酵素ドリンクを買うと飲み方も一緒に書いてあるのですが、2時間に一度一杯分を飲みます。なので、3日間のファスティングであれば瓶2本もあればOKです。

 

ただ、そのあとの回復食期間や、ダイエット期間中も引き続き酵素を摂取した方がダイエットはスムーズに行えます。

私は6本くらい買っておいて、毎日飲むようにしていました。ただ、鮮度の問題などがあるため、定期購入でタイミングを見て送ってもらえるようにしておいた方がいいでしょう。

 

正直、酵素ドリンクってちょっと高いので辛いんですが…それでも、健康に美しく痩せるためだと思うと、やるしかないです。

 

 

2.準備食について

ファスティングの3日間をスタートさせる際に、すぐに体に蓄積された脂肪の燃焼を始められるように、徐々に消化に負担のない食品を取るようにします。肉や魚は控え、大豆食品、海藻、野菜などを食べましょう。「まごわやさしい」食品が良いと言われています。

 

  • ま→豆
  • ご→ごま
  • わ→わかめ
  • や→野菜
  • さ→魚
  • し→しいたけ
  • い→いも

 

ただ、動物性タンパク質である魚と、炭水化物である芋は控えめにしてください。

 

動物性タンパク質や炭水化物を控えなければならないのは何故かというと、消化をするのに時間がかかるからです。動物性タンパク質は24~48時間も内臓にとどまることがあり、これが内臓に残ったままだと折角ファスティングしているのに内臓は実は仕事をしていて、3日分の効果を最大限に得られなくなってしまいます。ちょっと辛いですが、この準備食も大事です。頑張ってください。

 

3.ファスティング中について

眠い、だるい、体の動きが鈍いという症状が出てきます。食べ物を口にしないので、体を飢餓から守るため省エネモードに入ってしまうのです。なので、実施するのは連休中とか、寝てたり家でゆっくりできる時がいいと思います。

 

また、体は飢餓に陥るとまず筋肉のたんぱく質から分解してエネルギーを作り出そうとします。筋肉がなくなると体重は減っても基礎代謝が落ちてしまうので、ウォーキングや散歩、ストレッチなどの軽い運動を行うようにしましょう。

 

4.回復食について

いやったぁ! 今日からものが食べられるぞ! という喜びに溢れる日ですが、3日間も何も消化していなかった内臓に突然ものを入れると胃袋がびっくりしてしまい、よくありません。

ファスティングを終えた胃袋は、生まれたての赤ちゃんの胃袋と同じです。これまでの食生活をリセットし、デトックスが完了した状態ですので、これから体に良い食生活が続けていけるように、正しい食事を覚えさせていきましょう。

 

3日間ファスティングをしたら、3日間かけて普通の食事に戻していきます。質素で少量な食事から、先ほどの「まごわやさしい」も参考にしてください。

 

  • ま→豆
  • ご→ごま
  • →わかめ
  • →野菜
  • →魚
  • →しいたけ
  • →いも

 

急にお菓子を食べたり、脂っこいものを食べるとリバウンドします。3日間のファスティングを終えた飢餓状態の体は、なんでも吸収しようとします。生きるために。もう一踏ん張り頑張りましょう。

 

回復食参考メニュー

1日目:朝 重湯(おかゆを作った時のうわずみ液)

     昼 おかゆ・具なし味噌汁

     夜 おかゆ・具なし味噌汁

2日目:朝 おかゆ・具あり味噌汁or小さい具の野菜スープ

     昼 おかゆ・具あり味噌汁・蒸し野菜(味付けは塩かポン酢程度)

     夜 ご飯いつもの半分・納豆・具あり味噌汁・ひじきの煮物

3日目:朝 ご飯・豆腐・野菜たっぷりスープ

     昼 うどん・サラダ

     夜 ご飯・具あり味噌汁・納豆・野菜炒め

肉や魚はまだ食べられないのです。4日目以降の楽しみにしておきましょう! 

 

ファスティングの注意点

ファスティング前に激しい運動をして筋肉痛にならないこと!

ファスティング中は筋肉を修復するものを食べられないので、全然筋肉痛がなおりません。絶対にやめましょう。

 

回復食の期間中に砂糖を使った甘いもの、お菓子などは食べないこと!

一回食べてしまった時は、次のファスティングまでずーっとお菓子がやめられずとても辛い思いをしました。胃袋が、お菓子を食べたいと覚えてしまうのかもしれません。回復食の間は決してお菓子は食べないようにしましょう。もちろん、そのあとも食べないに越したことはありません。


無理な運動はしないこと!

ファスティング中に激しい運動をすると、本気で倒れます。私は自転車通勤で朝と晩に片道40分自転車をこいでいたのですが家に帰るとお風呂にも入れないレベルでしんどかったです。

 

ファスティングダイエットのメリット

ファスティングダイエットの最大のメリットは、最初に大きく体重が減るのでやる気を継続しやすいという点にあります。私は最初の1回で4kg痩せたので、それを3ヶ月間キープし、またファスティングを行って2~3kg減らし、キープしてまたファスティングして2~3kg減らし、と大きな階段状でダイエットしました。

 

次いでのメリットとしては、ファスティング後の回復食が美味しすぎてジャンクフードやスナック菓子を食べたくなくなるという点です。

 

もちろん、ファスティングダイエットだけで痩せられるわけではなく、これをフックにカロリー調節によるダイエットを継続しました。そうして、約半年で11kgのダイエットに成功したのです。

 

ファスティングダイエットは体に大きな負担を与えながら行うダイエットなので、くれぐれも自己責任で、無理をせずに行うようにしてください。私の体験がお役に立てば幸いです。

 

めでたしめでたし、と思っていました。この時の私は。

その後、思いっきりリバウンドし、運動とカロリー制限で再度のダイエットを試みるも、代謝の下がりまくった私はいくら努力しても痩せない体になってしまったのです。

ダイエットに苦しんでいる方には、ぜひ読んでいただきたいです。

utautan.hatenablog.com