(2017.4.13更新)
スーパーの前を通りかかると、甘くて香ばしい焼き芋の香り…。ふらふらと吸い寄せられてしまうことはありませんか? お芋を使ったスイーツは女性人気が高いですが、焼き芋そのものもとても美味しいです。
焼き芋は実は美容面でも優れており、上手く使えばダイエットにもなります。こんなに甘くて美味しいのに、いいことづくめだなんて、今日からはスイーツではなく焼き芋を食べることにしましょう。
※食べ過ぎると当然太ります。気をつけましょう。
焼き芋
焼き芋1本あたりに含まれる栄養素
1本は約300グラムあります。1本丸ごとの場合、カロリーは489kcalありますので一食分の食事くらいのカロリーがあることになります。
含まれる栄養素
ビタミンA、ビタミンB2、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガン
特に注目したい栄養素
ビタミンC(リンゴ10個分くらい)、ビタミンE、ビタミンB1・B6、葉酸、パントテン酸(ビタミンB5)、カリウム、銅
焼き芋のいいところ
おやつ代わりに焼き芋
焼き芋は、2センチほどの輪切りでだいたい50~80キロカロリーになります。一本買ってきたら事前にカットしてラップに個別包装し、冷凍庫で保存。食べる時に自然解凍して食べるのが美味しいです。もちろん、あたためてほかほかで食べてもいいんですが、ねっとり系焼き芋は自然解凍するとアイスクリームみたいになってとても美味しいです。
凶暴化する女性のPMSにも焼き芋がきく
女性は1カ月の間にホルモンのバランスが変化するせいで、いらいらしたり世界を滅ぼしたくなったりすることがあります。ですが、焼き芋にはそんな精神状態を落ちつけてくれる栄養素が含まれています。
ビタミンB2はニキビや吹き出物、口内炎を予防し、ビタミンB6はむくみや貧血、肌荒れを予防する上に女性ホルモンを活性化させてくれます。心の不調にはカルシウムとマグネシウムが効果的ですが、これも含まれています!
なんという万能な食べ物なのでしょうか。その他、パントテン酸はビタミンB5とも呼ばれていますが、こちらもビタミンB群なのでPMSに効果的な上、肌荒れを防いでくれます。
PMSやダイエットによる「無限の食欲」にも
甘いものが食べたい、何か食べたい!その気持ちが抑えられずに食べて後悔してストレスに…というのはよくあることですが、焼き芋を食べておけば甘さで心は満たされるし、炭水化物なので腹もちもよく食べすぎることもありません。(400g分くらい一気に食べたらお腹は重くなるわなんか気持ち悪くなるわだったので80gくらいをおやつにするのが最適だと学びました。)
また、焼き芋は十分な甘みを感じることができるにも関わらず血糖値の上昇はゆるやかな食べ物なので太りにくく、その後急激な食欲に襲われるという事態も防ぐことができます。消化もゆるやかなのでお腹にたまって空腹感をやわらげてくれます。
焼き芋に含まれるポテトプロテインという成分(強そう)は脳に満腹であるという信号を送る性質があるので、空腹感への対処はこれでもうばっちりですね!
足が重い…むくみにも
むくみには、利尿作用のあるカリウムが非常に効果的です。焼き芋にはむくみを和らげる効果まであるのです。
もちろん食物繊維豊富
当然ながら焼き芋なのでセルロースやペクチンといった食物繊維が含まれていますので、腸内環境を整えてくれます。ただ、繊維質なのでお腹につまりやすくなります。水分補給もたっぷり行うようにしましょう。でないと逆に便秘になります。
焼き芋の弱点
残念ながらカロリーは高い
一本丸ごと食べるとカロリーはかなり高いです。一食分に匹敵しますので、一度にたくさん食べないように気をつけてください。焼き芋は炭水化物で、糖もたくさん含まれているので「糖質制限ダイエット」をしている人には不向きです。ですが、ダイエット中にどうしても、どうしても甘いものが食べたくなった時に砂糖と小麦粉でできたケーキを食べるよりは焼き芋を食べたほうが断然いいです。
焼き芋はすごい
いらいらを抑え肌荒れを抑えむくみをやわらげ体内を整えながらも、甘くて美味しい焼き芋。でっかい焼き芋を買ってきて2センチずつ輪切りにすれば、10日分くらいのおやつにはなるはず。1日20~30円のおやつでこれだけの効果効能が得られれば、サプリなんていりませんね! ぜひいちど試してみてください。