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うたこと生きる知恵 「根回し」がしぬほど苦手なんだけど「根回し」について考えてみた

こんにちは、社内で仲良い人が少ないことを問題視されているうたこです。元から仲良くなりにくいタイプなんですよ! ほっといてくれ! 

なんですが、いい年なのでそれなりに頑張らないといけません。それなりに。一生懸命になるつもりはありません。

そもそも、会社では業務に支障がない程度に雑談ができ、ものが頼みやすく(かといって押し付けやすくではなく)あればそれでいいと思うんです。コミュニケーションが足りないというなら、どこがコミュニケーションMAXなのか? 私には分からないことばかりです。

「根回し」とは

会議や交渉を円滑,有利に運ぶために,非公式の場で合意の形成をはかること。下工作,下相談ともいう。元は樹木の植え替え後の活着を容易にするため,1~2年前に行なう細根の発生を促す処置をさす園芸用語であったが,事前に工作するという意味合いから転用されるようになった。

根回し(ねまわし)とは - コトバンク

だそうです。自分の希望を通したり、やりたいことを叶えるために味方を多く付けておくみたいな感じですね。

「根回し」が苦手な人

私のような「根回し」が苦手な人はどういう人なのか考えてみました。

  • 自分の希望を大勢の力で叶えることに興味がない
  • 誰かに「根回し」されていても気付かない
  • そもそも「根回し」されることがなく、その話知らないんだけど、ということが多い

多分こんな感じだと思います。

自分の希望を大勢の力で叶えることに興味が無い

ぼっち飯余裕、1人で土日を楽しめる、小さなことに幸せを見出して満足している・・・そんなあなたは「別に大きなことできなくても幸せなんだけど・・・」といい意味で欲がないのでしょう。ね、別にいいよね。

誰かに「根回し」されていても気付かない

「ね! お願い! 今度の●●では◯◯するようにしておいてね!」

「あいよー」

といったものの、やっぱり考えていく途中で違う方を指示し、そちらに加担したりする。意識は全くない。が、根回しを仕掛けた方からしたら単純な裏切り者である。

そもそも「根回し」されることがなく、その話知らないんだけど、ということが多い

社内、その他グループ、内緒話が耳に入る機会が非常に少なく、公の場で初めて聞いた! のに、実は自分以外の全員は既に知っていたということがよくある。残業も嫌いだしお昼休みも1人で過ごすというあなたは、こんなことになっていませんか? 

そうか! 人間との関わりが薄いと「根回し」関係ないんだ! 

だって本当に興味がないんですもの・・・。そんな私にできる根回しって、なんだろう? 

「根回し」の作法

  1. インフルエンサーを探す
  2. 公に発表する前にインフルエンサーに話を通しておく
  3. ある程度頑張っている・苦労している姿を見せる
1.インフルエンサーを探す

どんな組織にも、やたらと声が大きい人間拡声器みたいな人が居ます。物理的に声が大きい・・・こともありますが、沢山の人と情報をわかちあうことを好んで生きているタイプの人です。まずはこういうタイプの人をピックアップしましょう。

2.公に発表する前にインフルエンサーに話を通しておく

インフルエンサーは内緒話が好きです。私だけにお願いしてくれているのね! 頼ってくれているのね! という状況が好きです。で、それを周りに「私って何故かいろんな話が集まってくるのよね」「いつも相談されてばっかりで~」と言うのが、好きなんです。でもこれは、事前に話を聞いている場合のみ。

皆知ってる情報なんて興味はありません。自分だけにっていう話でもなければ全く興味も湧きません。なので、公の発表前に「これ、まだ内密な話なんですけど・・・」と話しかければぱくっと食いついてくるでしょう。

3.ある程度頑張っている・苦労している姿を見せる

インフルエンサーは手柄を立てるのが好きです。そして、その手柄を多くの人に知ってもらうのが好きです。あの、苦労している人を私の力で助けてあげた! という気持ちになることが大切なのです。別にそんなに苦労していなくても、ちょっと大変そうな雰囲気を出しておきましょう。普通に苦労しているなら、その苦労話をインフルエンサーにしておくことも大切です。

あー、根回しやだーん。

ということで、理論上はなんとなく分かるんですよね。人間の性質を利用して上手く物事を進めようっていう。でも、私それ自体に全く興味がないんですよね。。

組織で生きる皆さん、あ、それは人間みんなそうか・・・今日も、頑張りましょう。