こんにちは、護国寺探検シリーズです、うたこです。暇さえあれば色んなところをうろうろしています。今回は季節的な物もあり、紫陽花を探して回っています!
紫陽花探しの旅
私は紫陽花が好きです。誕生花ということもあって贔屓目になっているのもあるのですが、紫陽花は花ことばが素敵なのです。
「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」
花言葉事典: アジサイ,あじさい(紫陽花) 花言葉を解説する花ことば、誕生花の辞典
紫陽花は土が酸性かアルカリ性かによってその花の色が変化します。その場その場に合わせて自分を変化させてしまう、変化させられるその特性を「移り気」であると言われたり「辛抱強い愛情」と言われたり、本人は一本なのに捉え方によって変わる多様性を持っているあたりが非常に人間味があって愛おしい花だと思うのです!
飽きるということをテーマに生きている私は「移り気」なんて花言葉を持つ紫陽花を非常に敬愛しているということなのです。6月になると紫陽花を見つけてはうきうきしています。さて、それでは行ってみましょう。
護国寺
護国寺の入り口で出迎えてくれたのは、こういうところによくある怖い顔をしている人たちです。
無知すぎる私は調べてみました。
この門は元禄期頃に作られたのかな? と考えられている仁王門で、左右にいるのは金剛力士像。右側の口が閉じている方は吽形(うんぎょう)、左側の口が開いている方は阿形(あぎょう)といいます。
金剛力士は金剛杵(こんごうしょ)という仏敵を退散させる武器を持っているそうです。寺院内に仏敵が入るのを阻止する守護神的役割を果たしているようです。そりゃ怖い顔もしますね!
そしてそんなことも知らなかった私も怖い。
護国寺は地図で見ると結構広い。歩いてみるとそうでもなかったけれど、東京都内であることを考えると相当広いような気がする……。
去年のお守りとか、おみくじとか? そういうものを奉納……? というかなんとかしてくれるところもありました。お守りって捨てるわけにもいかないしどんどん増えて困ってしまうんだけど、こういうところにもっていけばいいのですな。
本坊を出て本堂に向かう途中のところに、一言地蔵というのがありました。
だいぶ守られていますが、こちらのお地蔵様は「一言だけならどんな願いも叶えてくれる」ということで有名だそうです。「一言」とは一体どこまでを指すのでしょうか……。分からないのですが、とりあえず一文でお願い事をしてきました。
叶えてください。なにとぞなにとぞ。
そして、その奥で紫陽花を発見! 美しいですね。同じようなところからはえているのにそれでも色の違いがあるのが不思議。
そして、紫陽花隠れミッキーもみつけました。
ほら、よく見てください。
左上にある3つの塊。ミッキーみたいですね!
後から、これはミッキーというよりは幸運のハートの紫陽花なのでは?! と思いましたので、幸運を求めている方はぜひ待ち受け等、ご活用ください。
寄り道をしまくって、やっと本堂にやってきました。
曇り空だと何故か後光が差しているかのような写真になるのですが、雲の中を移動している神様でもいらっしゃるのかしら。
この本堂の中は自由に立ち入りができて、色々と見ることができます。それぞれ由緒正しきものなんでしょうが、なにぶん一体何がどう……なのか分からず……。
五代将軍綱吉公が自筆で書いた「悉地院」という大きな……看板? 看板じゃないよなぁ。板がありました。ちなみに、「悉地」というのは「成就」や「悟りを開く」という意味があるみたいです。かっこいい。
あとは、天井の天女とか、龍とか、かっこいいものがたくさんありました。ここにあるものたちは昔昔に登場して、ひたすらに時の流れに乗るという方法で現代にタイムスリップしてきたんだなぁ、と思うとなんだか不思議なものを感じます。
あの空間は、今と昔の入り混じる場所で、だからこそ何やら神がかったものを感じるのでしょうかね。以前はこういった場所で神妙な顔をしている大人たちが理解できなかったものですが、年を取るにつれてそういうことが少しずつ分かってきたような気がします。
この境内は、ドローン禁止!!
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