(2017.04.18更新)
テフロン加工のフライパンはすぐにコーティングがハゲてものが焦げる!! 私はよく物を焦がします。テフロン加工のフライパンでは、私の料理スキルについてこられない…焦げる、焦げをとるために真剣に洗う、テフロン加工が削られる、削られてより焦げやすくなる、その焦げをとるためにさらに激しく洗ってテフロン加工がさらに削られて、もう何を焼こうが何もかもがフライパンに張り付くようになってもう!!! まともに料理が!!!!できない!!!!
世にあるフライパンって全部こうなの? と思っていたらそもそもフライパンは鉄製のものが存在していて、焦げ付きとかには強いけれど手入れがめんどくさいとかいうではありませんか。色々とメリットデメリットのある鉄フライパンについて調べて、実際に鉄フライパンを購入、使用してみることにしました。
鉄フライパンとテフロン加工フライパンのざっくりとした違い
私のような一般人がフライパンを使い分ける際に知っておけば十分であろうと考えられる違いについてまとめました。詳しいことは知りません。
鉄フライパン
- 鉄でできているので熱伝導性が高く、均等に温まる
- 料理と一緒に微量に鉄分を摂取できる
- 使う前に油返しが必要
- 洗う時は洗剤を使わず熱いうちにがりがり洗う
- がりがり洗っても加工がはがれたりしない!
- 10年とかそういう長いスパンで使える
テフロン加工フライパン
- 取り扱いが簡単
- 焦げ付きにくい加工がしてある
- あまり高温にすると加工がとけるので注意
- 値段が少し安い
と、いうような違いがあります。細かい違いはわかりませんが、購入を検討するだけならこんなものでいいような気がします。
テフロン加工で焦げ付くのが嫌だったら、ちょっと手間はかかるけど鉄フライパンにしてみようぜ!!!!
っていうことです。
テフロン加工のフライパンが2,000円~3,000円で、鉄フライパンが5,000円~8,000円であることを考えると、テフロン加工がはがれて何度も買い替えるよりも鉄フライパンを長く使い続けたほうがお得っていうことになりますね。ていうか私はもうテフロン地獄は嫌なのでちょっと面倒でも鉄フライパンを使ってみせる!!!! ということでこれを買いました。
このフライパン極(きわめ)は鉄フライパンであるにも関わらず最初の空焼き(鉄フライパンを使う際には必須の手順)が不要で、通常の鉄フライパンよりも取り扱いが簡単なのです。日本製です。きっと、鉄フライパンの方が好きなのにこの面倒くささのせいでみんなに広まらないんだ! もっと使いやすくしちゃる! っていう鉄フライパンを愛する人の手によって、研究に研究を重ねて作られたんだと思います。その恩恵を、我々消費者は存分に受け取ることができるというわけなのです。
鉄フライパンを使う準備をしよう
まず、届いた鉄フライパンを洗剤を使って洗います。洗剤を使うのはここが最初で最後になります。
鉄だからだと思いますが、手がまっくろになりました。鉄感を感じます。
綺麗に洗えたら、水分をとり、そしてフライパン3分の1くらいまで油を入れます。火を入れて、ちょっとパチパチっと言い出す程度まで温めます。
できたら、油はなんらかの入れ物に移動。私はオイルポットを持っていないので冷ましてからガラスの瓶に入れました。
そして、フライパンに残った油をキッチンペーパーで内側と外側とに塗り広げます。ベタベタするのが嫌であれば、外側はその後しっかり拭き取ったほうがいいです。
と、いうことでこれで使用前の準備は完了!!!
最初の状態に比べると、テラテラしているのが分かります。油ですね。
実際に使用するときには、おたま一杯分の油を入れて温めて、いったんそれをオイルポットに戻してから、料理に使う分の油を入れて料理を開始します。
初回の料理の時は結構肉が張り付いてしまったのですが、二回目以降は油も馴染んできて張り付きにくくなりました。
使った後の洗い方
熱いまま、水で、銅たわしを使って、がりがり!!!!
私はこっちの洗い方のほうが楽で気を遣わなくていいなと思いますね・・・。洗ったら、ガスコンロにそのまま出して乾かしておく。色々と楽でした。楽してばっかり。
テフロンに嫌気がさしたら、長く使える鉄フライパンに! 持ってるだけで料理上手気分も味わえてお得です。