こんにちは、町田っていう東京の左側の方に行ってきたうたこです。
「町田」っていう場所の存在を初めて知りました。神田と勘違いしてました。家からもだいぶ遠かったのですが、本当に来てよかった。そう、私は今日、中野屋のパフェを食べに来たのです。
中野屋@町田
カフェ中野屋は、昭和8年(1933年)に創業した老舗和菓子屋さんが2004年にオープンしたカフェなのである。
元々作っていた和菓子をベースに、和の素材を活用した独創的で芸術的なパフェが有名になり、開店直後から行列のできるお店に。
オープンは11時なのに、11時15分の時点で約10名の待ちが出ていました! すごすぎるぞ中野屋!
ネットにもまとめ記事がいくつか出ていました。
パフェ、そして和菓子やうどんまで全てが指先まで所作の美しい日本舞踊のよう!
季節限定のパフェもあり、どんな姿で出てくるのか予想もできないのがまた楽しみです。友人と3人でうんうんうなりながら悩みに悩んで、やっと注文しました。
登場まで、緊張の時間が流れます。
お米のジェラートのパフェ
正式名称は覚えられなかったのですが、優しく素直な甘さがもはや切なさに変わるお米のジェラートを使ったパフェ。抹茶のわらび餅、抹茶のクッキーが入っていたり、中のクリームも優しげ・・・。
艶々の白玉。
色々な食感が楽しめますが、全体として味がまるっとまとまっています。美味しすぎてなんて表現するのが一番的確なのか、もはや分からない。
お抹茶
パフェと一緒に頼めるお抹茶も頂きました。器がめちゃくちゃ可愛い。
丹波の黒豆モンブランと甘納豆のパフェ仕立て きな粉と柚子の香り
はい、バッチリ名前を覚えているのは、これが私の注文したパフェだからです。
なんなんだ!!! この、パフェらしからぬ見た目は!
石の板の上に乗って登場したこのパフェは、パフェと呼んでいいのか分からない見た目をしています。天の川? 天の川なの?
黒豆モンブランの天の川の上には、柚子のピールと甘納豆の星が輝いています。
丹波の黒豆というと、兵庫の田舎を彷彿とさせますが、この盛り付けにはちょっと「畑」っぽい感じも見受けられますね。
すくい上げると紫色の美味しい和菓子が出てきたー。なにこれー。もう何かわからないけど「美味しい」が連続で私の口を駆けまわるよ-。
このパフェは、下にパンナコッタと柚子のシャーベットが隠れていました。こういう味の変化がたまりません。黒豆を使っているので、甘さが自然。こってりとか、もったりとか、そういうんじゃないんですよね。お米のシャーベットしかり、そこに当然の姿で存在しているといいますか。
うん、もう、いいや、美味しい。美味しいんだよ。
りんごのパフェ
こちらはまた非常に高貴なお姿をしてらっしゃる、りんごのパフェです。見た瞬間思いましたね。あぁ、これはマリー・アントワネットなんだ、って。
しっとりじゅわっとコンポートされたりんごとサクサクほどける焼き菓子のコラボがもう完全に舞踏会でした。
中野屋に行こう
行くまでは、正直、「町田までわざわざパフェ?!」と思っていましたが、これは本当に行ってよかった。ていうか、また行きたい。今度は2つくらいパフェ食べたい。。
行列必至なので、開店時間前に到着している方がいいかもしれません。待つ価値も大いにありですが。
こいつ、なんだろうなって思っていたら黒豆のマカロンでした。いかすみじゃないんだよ。これもね・・・美味かった・・・。
私達に幸せをもたらしてくれた中野屋の皆さん、案内してくれた友人、本当に、ありがとう。