こんにちは、クリスマスケーキを見ているだけで幸せになれるうたこです。
Google画像検索でクリスマスケーキを調べてみてください。全部食べたい。毎日クリスマスについて調べていますが、今日はクリスマスケーキについて調べてみました!
クリスマスケーキはいつ食べる?
色とりどりに飾られたクリスマスケーキをクリスマスイヴの24日に食べるというのは、日本だけです。
24日に食べるクリスマスケーキが一番で、23日や25日に食べるケーキにはほんのりもやがかかっているように見えます。なんていうか、一番適している日は24日のように思えるのは何故なんでしょう?
これは、クリスマス=キリストの降誕祭を祝うのが24日夕方~25日の日暮れまでだからだと思います。日本では特に宗教感ないし、こんなの気にしたこともなかったけどそう言われればそうなのかなぁって感じ。
クリスマスケーキはいつ始まった?
クリスマスケーキが誕生したのは1922年(大正11年)で、「不二家」創設者の藤井林右衛門がアメリカの「ストロベリー・ショートケイク」を日本人好みにアレンジしたところが始まり。
アメリカのストロベリー・ショートケイクはスコーンの間に生クリームといちごが挟まれているもので、ざっくり食べるものだったみたいです。それを、柔らかいスポンジに変えたものが・・・そう、いちごのショートケーキ!!
とはいえ、この後日本中にクリスマスケーキが根付くまでにはかなり時間がかかりました。庶民には買えないものだったし、そもそも庶民の家には冷蔵庫もないし! クリスマスケーキが一般的になったのは1950年頃で、まだまだ最近の話なのです。
色んな国のクリスマスケーキ
日本のように可愛く飾ったケーキとは異なりますが、世界でもクリスマスの時にはなんらかのケーキを食べて降誕祭をお祝いしています。
イギリス:クリスマスプディング
パウンドケーキに近いデザートで、指輪やコインなどの小物を混ぜ込み、切り分けた時にそれが当たった人の運勢を占う習慣があるそう。
フランス:ベラベッカ
ドライフルーツやナッツをたくさんつかって、ほとんどつなぎはなしに固めたお菓子。濃厚な味。
ドイツ:シュトーレン
ドイツはシュトーレンですね。
イタリア:パネットーネ
パネットーネ種の酵母を使用してゆっくり発行させたブリオッシュ記事にレーズン・プラム・オレンジピールなどのドライフルーツを練りこんで焼き上げます。クリスマスの時期にしか食べられないらしい。
イタリア:パンドーロ
柔らかいバニラの香りの菓子パン。作るのが難しいらしい。
イギリス:ミンスパイ
元々は、ミンスパイを25日に食べる習慣がクリスマスケーキになっていったのではないかと言われています。
ひき肉を使っていたものから、今はりんごやぶどう、柑橘類をみじん切りにしてブランデー・砂糖・スエット・香辛料で煮込んだ後寝かせ、パイで包み焼き上げるそうです。美味しそうだな。。
お祝いに便乗しよう
ここまでくると、ややこしいことなんか考えずに美味しいクリスマスケーキを食べるのが一番ですな! 文化というものは、原型はあれども時や場所の力でどんどん姿を変えていくものだなぁということがよく分かってきました。
何はともあれ、クリスマスケーキ、食べたい。