こんにちは、お出かけの時は美味しいお店探し、うたこです。
神保町にやたら評価の高いタルト屋さんがあったので行ってみました!
スタイルズケイクス&カンパニー@神保町
お店は12時からオープンで、売り切れたらそれで終了! という、小さなお店です。ご夫婦がお二人でされているようです。
こんな感じの、森のケーキ屋さんっていう感じです。
12時ちょうどにお店に来ると、すでに一人お客さんが入っていました。
大ぶりなタルトがショーケースに並んでいます! オープン直後だからこそこれだけたくさん並んでいるようです。
ちなみに、店内の写真は商品を購入してからじゃないと撮影できません。買ってから、許可をとって撮影するようにしましょう!
も、モンブランに心が惹かれてやまない……。
注文すると、奥で旦那さんとおぼしき方が包装して持ってきてくれます。それまでかわいい店内を観察。
栗のタルトが雑誌に取り上げられています。
やはり、私の目に狂いはなかったか……。
もう一つ、塩のケーキというものが載っていました。なんだ? これ、さっきの棚に置いてあったやつか……?
これだ!!!!
塩、という素朴な素材を使用した素朴な焼き菓子。あぁもう仕方ないな! 買うよ! 食べるよ! Sサイズ250円を購入しました。
さて、まずは栗のタルトです。
タルト生地、ココア生地、栗のクリーム、生クリーム、これまた栗のクリーム、という感じで層になっています。
下のタルト部分は結構かためなクッキーになっています。フォークを縦に刺さないと、切ることができません。
最後の方はフォークで切ることもままなかなかったので、固まりを手でもって食べましたw
がっつりとしたタルト生地と、素朴ながらもしっかりとしたクリーム部分がいい感じに対比していて美味しかったです。
続いて、気になる塩のケーキ。
裏面を見てみると、不思議な砂糖が使用されています。
マスコバド糖……? なんだこれは。
マスコバド糖の原料となるサトウキビは、主に農地改革によって土地を手に入れたネグロス島の元砂糖労働者などによって栽培されています。マスコバド糖の民衆交易は、長年低賃金で働くしか術のなかった彼らの自立を支援するために始まりました。協同組合方式でサトウキビやコメ、野菜などをできるだけ有機的な方法で生産しようと取り組んでいます。
マスコバド糖原料用のサトウキビはATMC(マスコバド製糖工場)との連携で計画的に収穫され、収穫後できるだけ短時間内に搾ったジュースを煮詰めて濃縮し、精製などすることなく攪拌しながら自然乾燥させて粉末の黒砂糖にします。こうした砂糖の製法が「マスコバド糖」と呼ばれています。
糖蜜分離や精製を一切していない含蜜糖であるため、サトウキビの風味やミネラル分も残されています。やさしい甘さと糖蜜のコク、あっさりとした後味が特徴です。クセのない味はどんな料理にも使いやすく、さまざまな素材の味を一層引き立ててくれます。
だそうです! こんな砂糖があるなんて知らなかったな……。
切ってみました。
ところどころ塩の粒があります。割と軽めの生地です。ほんのりとした甘さにバターが香り、ときおり塩の気配を感じます。
素朴っていう感じが本当に似合う! 美味しかった!
売り切れる時間も早いみたいなので、気になる人はぜひオープン時間の12時前後に行ってみてください。
スタイルズケイクス&カンパニー (ケーキ / 神保町駅、新御茶ノ水駅、御茶ノ水駅)
昼総合点★★★★★ 5.0