セブ島のマゼランクロスからほど近いところに、サントニーニョ教会があります。サントニーニョ教会はフィリピン最古のキリスト教の教会です。
サントニーニョ教会(Santo Niño church)@セブ島
この教会はフィリピンのキリスト教発祥の地であり、フィリピンのカトリックにとっては聖地とされています。フィリピン全土から多くの人が参拝に訪れるため、まるでお祭りのように賑わっている場所です。
教会の祭壇には大航海士「マゼラン」から贈呈された「サントニーニョ像」が安置されています。
サントニーニョ像とは、子供の頃のイエス・キリストの人形のことです。
1521年、当時のセブ島領主であったフマボン王とその妻ファナ女王、800人の家臣がフィリピンのはじめてのキリスト教徒として洗礼を受けました。これを記念して、マゼランから贈呈されたのが「サントニーニョ像」なのです。
赤いろうそくを買ってお祈りをしています。みんなろうそくが全てなくなるまでくらいの長い時間、お祈りをしていました。
向かいにある教会です。かなり大きく、大勢の人が訪れています。
中に入ってみると、荘厳な雰囲気。教会らしいひんやりとした空気があります。中も広くて、お祈りしている人がたくさん。
私は本当に文化や歴史に学がないのでよくわからないのですが、綺麗に色々なものが飾られていました。
教会はどんな人でも受け入れるんだもんなぁ…すごいよ。
時に自分でさえも受け入れられなくなるというのに、いやはや。