こんにちは、結婚後諸々がシビアなうたこです。
結婚する事により、過剰な自分磨きやモテを意識した言動から解放され日々自然体でストレスなく生活しています。外からの圧力から解放されたら、もっとやばい人生が見えてきました。その名は「現実」。
晩婚化によりこの「現実」に着手する年齢も年々上がっているのだと思います。つまり、若いうちからお金のことをしっかり考えていないので後からどん詰まりになることが増えている…のかもしれません。
年収1,000万円の夫では専業主婦になれない
こんな記事がシェアされていました。
私の周りの新婚勢もこれを読んで悲鳴です。港区で新築マンションで子供二人私立で専業主婦、とまで夢を見ているわけではないですが、とにかく生きていくのが大変そうであることだけはよく分かりました。というか、絶望です。
私たちは、共働きの夫婦合わせての年収が1,000万に到達しない世界にいます。こちらの、2016年年齢別の平均年収を見てみましょう。
平均年収ランキング2016（年齢別の平均年収） ｜転職ならDODA（デューダ）
平均的な年収が得られているとして、この男女が結婚した前提で考えると、二人合わせて年収1,000万円を超えるのは、40代に入ってからです。
40代に入るまでには、年齢的に当然出産と育児の前半戦が終了しているはずです。つまり、女性側はこの期間中は産休や育休を取得して会社員としての過ごし続けるという条件も含んだ上で、40代でやっと、やっと二人合わせて年収1,000万円です！
若い内は我慢して苦労するもんだ論
さて、こちらに関しても、親世代の20代の年収と私達世代の年収には約50万円の開きがあることや、各種税金・物価の値上がりがあることを考えるとびっくりするくらいキツキツな状態になっていることが分かります。
親世代は、自分たちの経験を元に「男性の収入だけで生活できるように」「女性の稼ぎはおまけ、貯金」「女性は働かない前提でライフプランを組め」と言いますが、そんなことしていたら生きていけない！！！
女性も男性も70歳くらいまで働く前提でプラン組まなきゃいかんのじゃ！
東京から出て行けば？
と、そういうふうにあくせくしていたら「そもそもそんな年収で東京に住もうとするのが間違い」「地方に行けば？」「身分に合った地域に住め」と言われたりもします。
これに関してはまじ何いってんの？って感じですよね。だって、彼氏ができなくて悩んでいる友人に対して「じゃあ女性も視野に入れてみたら？可能性2倍じゃん」ってすっとんきょうなアドバイスをするのと同じです。大体仕事も東京にあるし、住みたいのも東京だし。なら文句言うなって？ 文句じゃないわ！ どうやって生きていくのか模索してるんだわ！！
無理するのはよくないけど、上を目指さないのもつまらないじゃん！ ってまだ私は社会と戦う気概はあるよ！ あと数年したら心折れてるかもしれないけど！
大きく見積もるな！
かかるお金について計算する時の注意点です。未来のお金って、正確にいくらになるか分からないものですよね。でもだからって大きく見積もってはダメです。
例えば、「家賃と光熱費諸々で13万円くらいか…じゃあ余裕を持って15万円で計算しよう。」よくやりますよね？ で、「余ったら貯金だね」って言うんですけど、それはお金に余裕がありまくる人のやり方なんです。
正直、その「かかるかかからないか分からない2万円」が生死を分けます。住める家の幅が変わるかもしれないし、月間のお小遣いの金額も変わるかもしれません。「余裕を持って」られない時代なので、変に余裕を持って計算するのはやめましょう。息が苦しくなります。
金がないなら頭を使え！
そう、私はとにかく思っていた以上にお金がありませんでした。やりたいことが叶えられない。我慢すれば？ って普通の人はそういいますよね。でも私は嫌なんですよ、我慢と妥協を繰り返していれば幸せになれるんです？ 棒高跳びのハードルが高いからって、その下を歩いてくぐって楽しいです？ 背面跳びすれすれでもいいから飛び越えたいじゃないですか！ やりたいことをやるために最大限の手段を講じるしかないんですよ、金が、ないから！
落ち着きます
と、珍しく感情的なブログでお送りしました、本日のうたこの飽きるブログ。結婚を考えていて現在独身の方、働きはじめの方、転職を考えている方は、ぜひお金というものについて今後のプランを練り、行き先を決めることをおすすめします。
「世の中は上手くいかないものだ」なんて最初からできない前提で考えたくない。その言葉の続きに「世の中は上手くいかないものだが、工夫次第でどうとでも楽しめる」と付けたい。うたこでした。
そのうち大成するなんて遠い未来を待ってる暇ねぇんだよ！ 私は今生きてんだ！ とか思いながら日々を過ごしていたらそんな私にぴったりの曲が出ていました。これ聞いて今日も元気に生きましょう。
