東京メトロ有楽町線護国寺駅より徒歩2分のところにある『MENSHO』に行ってきました。東京ラーメンオブザイヤーの塩部門で見事1位を獲得したお店で、外観も内観も、もちろんラーメンも、器や照明、細部に至るまでこだわりの詰まったお店です。
ラーメン屋とは思えないようなオシャレさにも注目です!
※2018年5月19日(土)の王様のブランチで女優の夏帆さんが訪れて絶賛されていました!
MENSHO@護国寺
休日のランチタイムにはちょっとした行列もできるほどの人気店。見た目はシンプルにコンクリート打ちっ放しの外観で、なんだかフレンチレストランのような佇まいです。
東京都内に何店舗か構えている麺や庄のの系列です。
さて、こちらのお店にはどんなこだわりが…?
店内の様子
↑スマホで写真を撮ると商品が一番美味しく見えるように計算されているライティング
アアァァーーーーーッ!!!
ラーメン屋とは到底思えないようなオシャレさです。ラーメンが出来上がるまでの工程が英語で説明されています。
まるでディズニーランドのアトラクションのようです。
店内に製麺所が併設されており、こちらで打ちたての麺が提供されます。
店内には静かなBGMが流れ、お客さん同士も会話などしません、静かに、ズズリ、とラーメンをすする音、ラーメンを作る音が流れます。
重厚感のあるカウンターに通されると、ラーメンのこだわりが書かれた紙が渡されます。これを読んで心を鎮め、ラーメンへの感性を磨いていきます。
農場から卓上の皿にのるまで、全ての工程にこだわりがあります。北陸の畑に出向いて小麦の玄麦を買い付け、その玄麦を店内の石臼で自家製粉してから製麺します。引き立て小麦の甘みや香りは絶品!
生産地も全て明記されていますが、日本全国から厳選された食材を取り寄せていることがよく分かります。
国産の食材だけを使用し、日常で何気なく口にする全てのものは誰かが必死に育ててくれたものなのだということを思い出させてくれます。
FARM to BOWL.
店名は麺や庄のの社名を背負っており、今後の拠点として活躍していくことを意味しているのだそう。
宇和島産の鯛など、こだわりの食材からとった出汁は滋味豊かで奥深いです。
器もオリジナルのもの。MENSHOのラーメンを食べることに特化した丼を創作したそうです。
実食!
玄麦を使用しているため茶色い麺です。見た目は蕎麦のようですね。鴨肉は身が詰まっていてピンク色で、めちゃくちゃ美味しそうです。
まずはタレではなく、温泉水で麺そのものの味を味わってくれということでしたので、早速温泉水で麺だけ食べてみると…こ、この味は、パンだ!!!
玄麦を自家製粉しているそうなので、そりゃそうかもしれません。小麦の味ダイレクト、ていうかパンです。これは、パンです!(ラーメンです。)
パン…
私の心をパンが支配したところで、いよいよ鴨つけ汁につけていただきます。こんがり、そしてしんなりと焼かれた長ネギも入っていて、一見鴨南蛮です。
ラー… 鴨南蛮?!?!
小麦を強く感じる麺、するりとした脂の鴨汁、香ばしさは、そうこれは、鴨南蛮だ! モギュモギュとした噛み応えが美味しく、添えられている鴨は旨味が染み出して絶品。これはすごい。
ただ、「ラーメン食うぞー!」って気持ちで来てしまうと「ラーメンどこ行った…」って気持ちになってしまうので「麺や庄ののラーメン食うぞー!」って気持ちでいくことをオススメします。
でもやっぱり、食に対する驚きの提供って意味では、凄すぎる。食を愛し、楽しみを生み出そうとしている感じが伝わります。
オシャレすぎる空間、どこまでもこだわり溢れるラーメンをぜひ食べに行ってみてください。
店舗情報
アクセス | 東京メトロ有楽町線護国寺駅6番出口より徒歩2分 |
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営業時間 | 11:00~15:00(L.O) 17:00〜21:00(L.O) |
定休日 | 月曜(祝日は営業)・火曜 |