こんにちは、旅に出たいうたこです。
いつもと違う場所に行くと、いつもはできない発見ができて楽しいですよね。たまに衝動的に出かけたくもなります。何処かに遊びに行きたくて、ちょっと変わった宿にいってみました。
山海@南伊豆弓ヶ浜温泉
南伊豆弓ヶ浜温泉のあたりにある、古民家風…いや、古民家な宿でした。入り口を入ると、小学校の社会科の授業で使った資料集に載ってそうなものがどーんと広がっていました。囲炉裏もあります。
昔の小学校で使われていたアイテムもたくさん置いてあります。
これが囲炉裏! 私も囲炉裏なんてろくにみたことがありませんでした。
ふと上を見上げると、ぽんやりと口を開けた魚がいました。その上にあるぶらさげてあるやつはつくしの形をしています。
なぜつくしなのか、は分からないですが、意味はあります。
その他、農機具が飾ってありました。昔の道具はとにかく大きくて重たいです。使いにくそうだなぁと思いました。
金目鯛の煮付けと新鮮貝の盛り合わせ!
旅館の中を探検して、温泉に入り、のんびりしたら、次は晩御飯です!!!
ディナー、ではないけれど、古くて街から遠い分食べ物には気合が入っています。こちらのイチオシは金目鯛です。
こんな感じで一品料理がならんでいます。どれも新鮮かつ、丁寧に作られています。
伊豆のところてん!! この水色の物体の使い方がわからなかったため…
私はこの塊をこのまま食べてしまいました。そうじゃないんだね、にゅる~ってやって麺みたいにして食べるんだね。
私は常識とか古くからのものに関して全く知識がないので、田舎にくると弱いです。多分生きていけないと思います。
こちらはうどんのようなものです。細麺なので、そうめんなのかなんなのかは判別できませんでした。
細いですよね? でも、うどんって書いてあったような気がします。
でました! 海鮮盛り合わせ!!! 中々分厚くカットされていていい感じです。
そして金目鯛の煮付け!! あまからい、日本人好みの味付けです。醤油とみりんと酒で作られるものは大体めちゃくちゃ美味い。もちろん、身はほくほく、とろけるようなキメの細かさでした。
私は煮魚の目玉が好きなので、両面ともしっかりいただきました。
このあたりで、オーナーであるちょんまげさん(まげを結い、着物を来ている)が挨拶に回ってきました。夫婦円満のコツや、この旅館を立てた理由なんかのお話を聞きました。とても個性的な方でした。
まだまだ食べる。貝の盛り合わせー!! こちらは、プラス5,000円で注文できます。チェックイン時のみの受付なので、お気をつけください。
貝柱にはすだち? がサンドされています。濃厚なねっとりとした食感に柑橘類の苦味が加わることで、甘さがよりくっきりと際立っていました。
サザエの刺し身です!!! 新鮮じゃないとできない悪魔の所業。めちゃうま。
あわびです。食べても食べてもなくならない、あわび。一切れずつじゃらちがあかないのでまとめて食べちゃうなんていう贅沢なことをしてしまいました。
伊豆の里という地酒もいただきつつ、海鮮っていいな~。日本人でよかったな~。なんて思う瞬間です。日本の古民家で。
この後、囲炉裏体験できる時間があり、昔の用具についてちょんまげさんから色々教えてもらいました。子どもたちと張り合って火付け体験をしてみたりして楽しかったです。
田舎料理バイキングで朝ごはん
存分に食べて満腹になった夜。一晩眠ると次に来るのは? そう、朝ごはんですね。
朝ごはんは田舎料理がもりもりです! 田舎料理って、地味だけど作るのが面倒くさいものばかりですよね。保存性は高いんだろうけど、大変そう~と思いました。
惣菜もいっぱいあります。全体的に色が茶色いのがなんとも田舎っぽい。
朝から天ぷらもありました。はっぱの天ぷらって、実際ほとんど衣なんだけど、衣に対して感じられるほのかな苦味が美味しいんですよね。
私がとってきたのはこんな感じ。金柑が大好きなので、金柑の甘露煮にはテンションあがりました。あと、イモ類! 芋、うまい。あと、とろろがあったのが個人的には最高でした。
いいですか、古民家なんです。だから、見た目の綺麗さは期待してはいけません。古いです。古びています。でも、清潔感はあります。豪華さを求めなければ、ハードはあれだけどソフトはめっちゃいいじゃん! って感じの宿でした。
ちょんまげさんと言われているオーナーさんは個性的で面白いし、旅館のおばちゃんたちもニコニコかわいくて、丁寧です。古民家体験がしてみたい方はぜひ行ってみてください。
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