神戸三宮、トアロードに朝早くに到着したので、神戸らしいモーニングを求めて『ル・ディマンシュ』に行きました。
ル・ディマンシュ@トアロード
「まるでブティックのような店内、宝石のような手作りパン、 可愛いピンクのショップバッグが、 貴方の心の”日曜日”を連れてやってきます。」 のコンセプトの通り、ピンク色が目を引く可愛らしい店内です。
色々なパンが並んでいます。ハード系、デニッシュ系、デリカテッセン、可愛いメロンパンがありました。
2階と3階はイートインスペースになっています。窓際のカウンター席からはトアロードを眺めることができます。
デリカテッセンの「ボロネーゼのタルティーヌ」はカンパーニュ生地にディマンシュオリジナルのデミソースをたっぷりと敷き、ベーコン・ナス・トマトを乗せて焼き上げたもの。
私はゆずとチョコレートのメロンパンと、雑穀のハード系パンの2つを選びました。
メロンパンは外側はさっくりとしたクッキー生地、内側はふわふわのチョコレートパン、アクセントに柚子皮ピールが爽やかです。
パンを食べながら「トアロードって、なんでトアロードって言うんだ?」という話になり、トアロードの由来について調べてみました。
トアロードの名称の由来は、なんと「不明」なんです。
トアロードは1868年の神戸開港の頃、外国人の通勤・生活道路でした。職場のある居留地と住居のある北野を結ぶ道だったのです。トアロードという名称は、正式に定められたものではなく、他に日本名のない通称なのです。
トアロードと呼ばれるようになった経緯についても諸説あります。
1つめが英語説で、岩山、小高い丘という意味の「Tall」がなまったという説、2つめがドイツ語説で、「トア」という発音がドイツ語の「門」を意味し、神戸開港を世界への門とするからという説。
3つめが東アジア地域を指す日本語「東亜」が元になっているという説、4つめが「トアホテル」のマークになっていた鳥居が元になっているという説です。鳥居はローマ字表記で「TORII」で、最初の三文字を取ったのでは?と。
トアロードの由来は分かりませんが、当時は神戸開港で世界中の人が神戸を訪れ賑わっていたんだろうなと思いました。
店舗情報
アクセス | JR東海道本線元町駅より徒歩4分 |
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営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 無休 |
食べログ
ル・ディマンシュ トアロード店 (パン / 旧居留地・大丸前駅、元町駅(阪神)、元町駅(JR))
昼総合点★★★★☆ 4.0
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