孤独のグルメでも取り上げられていた、池袋『中国家庭料理 楊』2号店にいきました!
主人公の井之頭五郎を演じた松重豊さんは、このお店のあまりの美味しさに、撮影後に個人的に再訪されたほど。ドラマ放送後は混雑が予想されるため、放送前にこっそり行ったそうです。
中国家庭料理 楊
店内はこじんまりとしており、中国に実際にある大衆食堂の雰囲気さながらです。(いや、さながらですと言いつつ私は中国には行ったことがないので、きっとこんな雰囲気なんだろうな、日本にはない雰囲気だな、と思っています。)
中華に挑む時は大人数が吉、ということで7人で挑みました。
まずは青島ビールと、突き出しで乾杯です。
中華料理店にくるとついつい頼んでしまう青島ビールは、日本のビールよりも軽い飲み口であっさりとしています。
まずはピータン! 苦手な人も多いですが、この独特の見た目と風味、味は卵を強いアルカリ性で熟成させることで生まれます。高級品には、白身の表面にアミノ酸の結晶ができていることもあります。
ピータンはアヒルの卵を灰の中に埋め忘れて2ヶ月経ったものを食べてみた、というのがはじまりです。冷静に考えると、よく食べたな?! という感じですが、独特のゼリー状の白身、ねっとりとした黄身は…うん、美味しい。
孤独のグルメでも食べられていた焼き餃子です! これは2皿分で注文しているため、なお迫力があります。
分厚めの皮の中には、肉とニラ、アチアチの肉汁がたっぷり! 辛いタレをちょんちょんとつけて食べる、絶品です。
この後結局もう一皿お代わりしました。
肉と長ネギの炒め物です。ネギの辛味と中華的な辛味が合わさってヒーヒー言いながら食べました。
空心菜です。中が空洞であるにも関わらず歯ごたえ抜群で、噛んでいると顎が痩せてきそうです。
この唐辛子まみれの一品は、白身魚だったような気がします…。この辺りから、とにかく辛いものが食べたいとヒートアップし始めました。
口中が唐辛子になり始め、エビチリが癒しに思えます。もちもち、プリプリとしたエビが美味しい。
そして! 孤独のグルメで主人公が食べていた汁なし担々麺がこちらです。
一見すると本当に汁がないので、麺が白い…味はあるのか? と思ってしまいますが、皿の底に溜まったタレとよくかき混ぜていただきます。
タレは、ゴマだれとナッツがたっぷり入っており、かなり濃厚です。こってり系のタレと混ぜ合わせるこの白い麺は、思っているよりももちもちしていて、スパゲッティに近いような見た目に変化していきます。
辛さはかなりしっかりあるのですが、ゴマだれとナッツがそれを程よく緩和しつつ、それでもやっぱり辛い! でも、止まらない!
さらに、辛さ強めで麻婆豆腐です。中国・四川省の麻婆豆腐をこの店で独自にアレンジし、本場の味を守りながらも「新しい四川料理の味」に仕上げています。
店員さんに、肉味噌の部分がかなり辛いので、もし無理なら豆腐だけを食べることをおすすめする、と言われました。
おっしゃる通り、肉味噌部分はかなり辛いです。でも、辛いのがうまい! それを緩和する豆腐がまた美味い! 辛いし辛いのに美味い!
辛さに限界を迎えつつあったため、水餃子を頼みました。
溢れ出るアチアチの肉汁が、辛さにやられた舌を攻撃してくるためなかなか食べづらかったですが、もちもちしていて美味しかったです。
まだ食べるのか? 最後に小籠包です。これもかなり熱い。そしてお腹いっぱいです。
辛味にヒーヒー言いながら、満腹のお腹を抱えて帰宅しました。美味しいです。またいきたいです。
店舗情報
アクセス | 東京メトロ丸ノ内線池袋駅1b出口より徒歩2分 |
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営業時間 | [月~金]11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~23:30(L.O.22:30) [土・日・祝]12:00~15:00(L.O.14:30) 17:00~23:30(L.O.22:30) |
定休日 | なし |
食べログ
中国家庭料理 楊 2号店 (四川料理 / 池袋駅、要町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
<辛いものが食べたい!>