麻布十番駅より徒歩5分、路地の3階にひっそりと佇むバー『nest』です。友人が「行きつけだから行こう」と、”麻布に行きつけの肉バルがあるんだよね”とある種のマウンティングを仕掛けてきたので、うらやまけしからんと思って一緒に行きました。
nest@麻布十番
真っ暗の通りのちょうど真ん中あたり、上を見上げるとお店があります。階段を登りましょう。私は3階分階段を上ると、息切れします。
こちらのお店のオーナーの実家は、鹿児島県で食肉卸業を行なっており、そこから鹿児島黒豚や牛、薩摩鶏を仕入れているそうです。
コーヒーは『ロストロ』の焙煎士がこだわって煎ったコーヒー豆を仕入れています。
店内は黒を基調として、カジュアルなインダストリアルテイスト、つまりおしゃれです。
バーですが、レストランのようです。分厚い肉の登場を思わせる、意味深なナイフが置かれています。
メニューはこんな感じです。価格帯はやや高めで、予算は6,000円くらいです。お酒を飲みすぎると、さらに高い金額になります。
本日のおすすめ黒板もありますので、要チェックです。それにしてもたらの芽って高いですよね。山菜のくせにっ! と思ってしまいます。
レバーパテからスタートです! このパテ、滑らかな部分だけではなく脂肪分のごりっとした塊も混ざっており、良いアクセントになっていました。マスタードをつけて食べると引き締まります。
添えられているピクルスも適度な酸味です。
ビールはグラスにて提供です。
カルパッチョ的なものです。いや、サラダ的なものだったかもしれません。お肉がウリのお店なのでお肉をどんどん食べたいと思います。
鴨肉です! 赤身が美しく、密度の高さが半端ないです。繊維に沿って歯を入れると、サクッと切れます。品の良い肉肉しさを感じます。
お肉が出てきたので赤ワインにバトンタッチです。多分、なるべく安い赤ワインにしてもらったのですが、それでも高い。
たこか軟骨の唐揚げです。さっくりと揚がっており、美味しいです。
カルパッチョ的なものです。おそらくこちらが正しいカルパッチョです。
締めにパスタを食べます。シェアするとほんの一口しか食べられませんので、もう一皿行きます。
なんのパスタを頼んだのかも覚えていないくらい、この辺りの時点で6杯ほどのお酒を飲んでおり、かなり泥酔して帰りました。
お会計は恐怖の8,000円…これは明らかにお酒の飲み過ぎですが、8,000円払うくらいならもう少し料理がたっぷり楽しめるお店に行きたいなという感想です。どれも少量で満足感はあまりありませんでした。
でも、個人店だからお金を落としてこれからも続けて行ってもらいたいなという気持ちで、店を去りました。ランチタイムはコスパがいいらしいので、近隣の方にはまずはランチ利用をオススメします!
店舗情報
アクセス | 東京メトロ南北線麻布十番駅1番出口より徒歩1分 1番出口を出て目の前の小さな横断歩道を渡って右折 左の小道を左折しまっすぐ10秒ほど歩く 左手にあるこじんまりとした3階建ての建物の3階 (夜は営業中にキラキラと光るイルミネーションが点いています) |
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営業時間 | ランチ営業<火~金・日>12:00~14:30(15:00 CLOSE) ディナー営業<火~日>18:00~25:00食事LO(27時CLOSE) |
定休日 | ランチ:月曜と土曜/ディナー:月曜 |
<美味しい鴨が食べたい>