原宿にある秘密基地オブスクラップにて、謎を解きにやってきました。すると秘密基地のすぐ目の前に、何やら可愛らしいスイーツのお店があるではありませんか!
頭を使う前に糖分を補給しておくのは、悪くない選択だよね? と頭の悪い決断を下した私は、生ブッセのお店へと足を踏み入れたのです。
anovan(アノバン)@表参道店
『anovan(アノバン)』は、『亀屋万年堂』の新ブランドとしてオープンした、日本初の生ブッセ専門店です。2017年4月6日で2周年を迎えました!
そもそも『亀屋万年堂』って…?
『亀屋万年堂』は1938年に自由が丘にて創業したお菓子屋さんで、「ナボナ」というお菓子が人気です。
こういうお菓子ですね。いわゆるブッセです。ナボナはイタリア・ローマのお菓子祭りで子どもたちが美味しそうに食べていた洋菓子から着想を得て、洋菓子なんだけど和菓子の要素を持つお菓子って作れないかな…? という考えから開発されました。
和菓子の感覚を活かしたどら焼きのような形状、ソフトカステラのふんわり溶ける柔らかな食感が特徴です。きめ細かな生地にするため、小麦粉や卵の配合バランス、工場の室温、細部まで徹底して作られたお菓子は大人気商品となりました。
anovan(アノバン)は、そんなナボナが更に進化した、日本初の生ブッセのお店なのです! ナボナをアルファベットで表すと、navona、これをひっくり返すとanovan!!
ひっくり返るくらい美味しいナボナを作りたい、という思いからこの名前になったそうです。想いが詰まっていますね。
口に入れるとふんわり軽く、やわらかいほどけるような食感の生地が特徴です。サンドされているクリームは、毎日お店の工房で調製しています。
私は、純生クリームにフランス産クリームチーズをたっぷり加えた「フロマージュ」を食べることにしました。
生地は配合後、すぐに焼き上げます。生地を寝かせてしまうと、生地の状態が変化し柔らかな口溶けにならないからです。
一度に大量に作らず、原材料から室温、湿度、材料を混ぜるタイミング、焼き上げる時間、製法の細かな工程まで全てチェック! 職人による確かな技術で、細やかで柔らかく、とろける食感に作り上げます。
確かに、ふわっふわで分厚い。
生地:クリーム:生地=1:1:1という分厚さ、見た目から伝わってくるふわふわ感がめちゃくちゃ美味しそうです。
今回はフランス産クリームチーズ入りですが、ベースとなっている純生クリームは乳脂肪分48%の最高級純生クリームを使用。良質な生乳の豊かな風味を感じることができます。新鮮で無添加なので、コクがありながらもシャープな口溶け!
フロマージュは、そのさっぱりとした生クリームに濃厚なクリームチーズが混ざりあうことで、より重厚感のあるクリームになっています。それをまとめるふわふわで口溶けのよい生地! 美味しい!
anovanの生ブッセの賞味期限は当日中、表参道のお店にはイートインスペースもあるのでちょっとしたティータイムにも最適です。
店舗情報
アクセス | 明治神宮前駅より徒歩3分 |
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営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 無休※商品が売り切れの場合、営業時間内でも閉店あり |
<和風ブッセ、つまりどら焼き>
1.キロ20,000円の抹茶が練り込まれた『真茶園』の抹茶どら焼き