仕事の用事を終えて、空腹にも関わらずたるんと飛び出た下腹を抱えながら、砂漠でオアシスを探す旅人のように周囲を徘徊していると、「実は食べログ評価も高くて隠れた名店と言われているお店」のような外観のお店を発見しました。
店名は『カリカリ』、メインメニューはカレー。これは熱い気がする! そう思って食べログをさっと検索すると、やっぱり高評価! コレはいくしかない、そう思い会社の方角に向かって「出先でランチを済ませて早めに午後の業務に取り掛かります。」と念を送り、入店しました。
カリカリ@秋葉原
お店は、秋葉原と末広町との三点で三角形を作れる場所にあります。秋葉原からだと徒歩6分、末広町からは徒歩7分です。
可愛らしいカフェの雰囲気、奥に細長い店内はテーブル席とカウンター席で24席あります。意外とたくさんはいるんだなと言う印象。
私が12時過ぎに着いた時はまだ空きがありましたが、このあとあっという間に満席になってしまいました。平日であるにも関わらず、すごい。
メニューは850円~で、辛さはとうがらしの本数で表されています。私は辛いカレーが好きなので、一番辛いものを食べたい!!
しかし、いろいろな種類があるので選び難い…
と、思っていたら、ビーフとスリランカのツインカレーなるものが! とろりと深みのあるビーフカレーと、サラリとしてスパイシーなスリランカ風カレーの2種類が食べられます。
値段は980円、コレに決めた!
卓上にある福神漬やキュウリの漬物は、ご自由に取って食べるスタイルです。カレーは漬物が大事。ピリ辛を和ませるちょい甘漬物か、ピリ辛をさらに進行させるちょい辛漬物か、そのどちらも大切です。
まずはサラダの登場です。サクサクのクルトンがきいていて、あっさりと、カレーの前哨戦にふさわしいサラダです。
待つことしばし、ツインカレーの登場です!
米で区切る、というのはなんとも夢がありますよね。贅沢している気分になります。
こっちの色の濃いのがビーフカレーです。とろりとしていて、甘みが深くホロホロに煮込まれた牛肉が美味しいです。辛い方から食べると味が分からなくなってしまうので、私は必ず辛くないもの→辛いものの順番で食べるようにしています。
こちらはチキンのスリランカカレー! ものすごく辛い、というわけではありませんがピリっと来る辛さが魅力的です。ピリっとさせた後ビーフカレーに戻ると、よりその味の深さが分かるような気がします。
チキンはしっかり煮込まれていてこちらもホロホロとした食感です。美味しい!
そして、ツインカレーの宿命です。2つのルーを混ぜてしまわないように慎重に食べ進めた結果、海を割ったモーセの一筋の光みたいになってきました。
このあとも慎重に皿を綺麗にし、見事ルーを混ぜることなく完食することができました。それにしても、美味しかった…。カレーは飲み物、その言葉通りもういっぱいくらいいけそうな気がしました。
店舗情報
アクセス | 東京メトロ日比谷線秋葉原駅1番出口より徒歩6分 |
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営業時間 | [月~金]11:30~16:00(15:30L.O)・17:00~20:30(20:00L.O)(なくなり次第終了) [土曜]11:30~20:30(20:00L.O)(なくなり次第終了) |
定休日 | 日曜・祝日 |
<カレーには人をひきつけてやまない魔力がある>