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上野『洋食 黒船亭』で贅沢美麗なランチ

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金銭的に余裕があることが明らかな偉い人が「ランチ奢るよ」と話しかけてきた時のもっとも正しい対応とは、何でしょうか。いつも通りワンコイン〜1,000円以内のランチに行って庶民の味を楽しんでもらうことでしょうか。

否。

全力で高くて美味しいものを食べることです。偉い人は舌も肥えているのですから、そんじょそこらのものを食べさせては、失礼なのです。(持論)

ということで、上野の『洋食 黒船亭』に行ってきました。

洋食 黒船亭

f:id:utautan:20170723104259j:plain『洋食 黒船亭』の歴史は明治三十五年に遡ります。初代須賀惣吉は栃木から上京し、上野公園のそばで料亭「鳥鍋」をはじめました。そのお店は昭和二十年の東京大空襲により焼失してしまいましたが、その後もいろんなお店へと姿をかえ商売を続けてきました。

『洋食 黒船亭』になったのは昭和六十一年十月のことです。

『洋食 黒船亭』の歴史については公式サイトにて

 

どのメニューも美味しいのですが、中でも一週間以上コトコト煮込んで丹念に裏ごしして作られる秘伝のデミグラスソースは必食! という、ハヤシライスのコースを選びました。

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最初に出てきたのは、本日のポタージュスープです。

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じゃがいもの冷製スープをひんやりと冷やしているグラスの中には、季節の新鮮なお野菜が! こちらももちろん食べられるとのこと。色合いが華やかになり、ちょっとした工夫に心が踊ります。

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それとは別にサラダもありました。ドレッシングが美味しいです。これも秘伝なのでしょうか。

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ハヤシライスの登場です!! なめらかなデミグラスソースは、濃厚なのにシンプルで馴染みがよく、ぱくぱくと口に運ばれていきます。お肉も結構な大きさのものがごろりと入っていて、満足感が高いです。

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時々漬物を添えながら楽しみます。偉い人はオムライスを食べていましたが、そちらもかなりの大きさがありました。

お腹いっぱいは、正義。

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ふぅ〜、と『洋食 黒船亭』の歴史で満たされたお腹を抱えていたら、デザートまで出てきました。クレームブリュレとパウンドケーキです。

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このパウンドケーキは黒船亭オリジナルの、ドライフルーツを練りこんだずっしりと食べ応えのある一品です。

別腹を発動し、全て美味しくいただきました。偉い人はお腹がいっぱいになってしまったため、パウンドケーキを私によこしましたが、「やめてくださいよ太るじゃないですか」と言いながらこれまたペロリといただきました。

偉い人はお腹を満たした代わりに質量保存の法則を守るために財布の中身を減らして帰りましたとさ。めでたしめでたし。

店舗情報

アクセス 京成本線京成上野駅より徒歩2分
営業時間 11:30~22:45(L.O.22:00)
定休日 無休