ひがし茶屋街から移動して、武家屋敷跡に来ました。
この辺りはお散歩コースです。季節的に、街角の至る所で紫陽花が咲いていて綺麗でした。紫陽花は、咲いている場所の土の性質によって咲かせる花の色が変わります。
土が酸性だと水色に、弱アルカリ性だとピンク色で、中性に向かうにつれて水色ピンク色が混ざり合って紫っぽい色になります。武家屋敷跡でたまたまみたこの紫陽花は、中性の土の上に生えていたのでしょう。
武家屋敷跡@金沢
その後も、次の移動時間までふらふらと武家屋敷跡を散策しました。
このスッポンは、スッポン屋さんの前にいたスッポンです。店の前には「本日ご予約にて満席」の看板が出ていたので、きっとそのお客さんが食べるスッポンなのでしょう。
もう残り数時間の命を、水槽の中で日光浴をしながら待つのはまともなサイズの脳みそは入っている生き物には決してできることではないでしょう。もし、人間の身にそんなことが起こったら…? というような漫画は、よく目にしますが、怖いですね。
この洋食屋さんは、そのほかにお腹いっぱいになる予定があったために立ち寄らなかった洋食屋さんです。
食べログで評価を調べてみたところめちゃくちゃ高評価! 金沢名物の「ハントンライス」というものが食べられるお店だそうです。
「ハントンライス」とは、ハン=ハンガリー トン=フランス語でマグロを合わせた言葉で、マグロのフライが乗ったオムライスです。美味しそう…気になりますね…。
これは、次回訪れた時にはぜひ食べてみたいと思います。
さて、あとはふらふらと歩くばかりです。
なんとなく情景が溢れているような気がする小道。なんでもない道にドラマを感じられるのは旅の醍醐味です。
この道を走って抜ければトトロの森に繋がっていそうですし、歩いて行けば過去へタイムスリップできるかもしれません。
仕掛けが盛りだくさんの忍者寺
金沢に来たらぜひ行ってみて欲しいのが、「妙立寺」です。これはただの寺ではありません。いえ、一見するとただの寺です。
ですが…
ここは、実はいくつもの仕掛けのある忍者寺と呼ばれるお寺なのです。実際にこの寺が攻撃されたことはないそうですが、面白い仕掛けが満載です。
下手に侵入したら生きては帰られないでしょう。そのためか、未就学児は見学禁止となっています。おー、こわ。
寺内部の見学は電話予約をしてから行ってみてください。非常に興味深いお寺でした。
金沢駅
金沢駅を降りて、上に大きく広がるドームは「もてなしドーム」。最近の日本はもてなすという言葉がとても好きですね。
この「もてなしドーム」は建築家の白江 龍三さんが設計しました。
外にあるこの大きな柱は、「鼓門」と呼ばれる木造建築で、「加賀宝生の鼓」をイメージして作られたのだそうです。
鉄骨建築と木造建築が合わさって、美しい佇まいに…なっていると、専門家は述べています。私は建築に関して専門的な知見がないので「でっかいなぁ」と思いました。
金沢駅に行けば、「でっかい門」を見ることができます。