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ザルツブルク大聖堂と、街中の見所をざっくり紹介

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観光地にある建物や像、旅行というのはどうしても時間の制約があり、全てをじっくり見て周るわけにいきません。歩きながらとりあえず写真を撮り「あぁ! あれだあれだ」とスタンプラリーのようにスルーしてしまうことも多いでしょう。

 

時間とお金に自由のある旅人なんかは「日本人の旅行の仕方は全く……」というかもしれませんが、いいんですよ、大事なのは「GoogleMap上ではなく自分の目で見てそこの空気を吸ってた」ってことなんですから。

 

ザルツブルク

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ここはザルツブルク大聖堂前の広場です。この、馬が水を吹いている噴水は「サウンド・オブ・ミュージック」にも登場しています。

 

この写真は晴れた日ですが、

 

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こちらは翌日の曇り空の広場です。同じ場所でも雰囲気が違いますね。

 

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この像は、モーツァルトさんです。モーツァルトの博物館に行くと、モーツァルトは実はチビでブサイクだったということが言われており、天は二物を与えなかったんだなぁ……と思うと共に、そんなこと今更言ってやるなよ……! と思いました。

 

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白壁に朱色(だいだい?)の枠組みが目を引くこの建物は、Salzburg Museumです。

ここももちろんザルツブルクカードで無料で入れます! 美術館というよりは、博物館と言った感じで、ザルツブルクの街の歴史、特徴について展示されています。

 

地味な施設として見られていて、旅行者にはあまり人気がありません。私たちが訪れた時も、他のお客さんは数名しかいませんでした。

 

ですが、ここは「旅先の土地を知る」という時にはめちゃくちゃ面白い施設です。

当時絶大な権力を持っていた大司教たちの肖像画がずらりと並んだ空間には、鳥肌が立ちました。展示されているものも、どれも「こうして、今のザルツブルクになっていったんだ……」と感じさせるものばかりです。

 

時間に余裕があれば、と言わず訪れることをおすすめします! 

 

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浅草寺の前の人力車と同じポジションで存在する、白馬の引いた馬車もいます。

 

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こちらはザルツブルク大聖堂の中です。白を基調とした格式高く豪華な装飾が美しいです。

ザルツブルク大聖堂は774年に創設されましたが、現在残っている建物はイタリアのバロック様式を取り入れて17世紀に建て直されたものです。

 

パイプオルガンはヨーロッパ最大と言われており、モーツァルトもこのパイプオルガンで演奏をしたのだとか。

 

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そして、これ。日本人には全く馴染みがありませんが、洗礼盤です。

洗礼とは、水によって神の名 (普通は三位一体の名) において原罪、自罪とそれによる罰を許し、人を神と教会の子、すなわちキリスト教徒とする儀式のことを言います。

 

私は宗教には全く明るくないのですが、宗教は昔からの思考や教えをきちんとしたマニュアルにして、一連の仕組み化をしているところがすごいよなと思います。

 

この洗礼盤では、モーツァルトも洗礼を受けたそうです。

 

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こちらは大聖堂内の天井画です。もう、細かすぎて、すごいの一言。

街中に見所がギュギュッと凝縮されているザルツブルクは、少し歩けば観光地に当たるといった感じで楽しいです。ぜひ、キョロキョロしながら見てまわってみてください。

 

ザルツブルク大聖堂は入場無料ですが、出入り口では結構な押しの強さで献金を求めてきます。歴史的建造物の維持は大変ですから、僅かながらの献金を行なったところ、こんなカードをもらいました。

 

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いろんな国の言葉でお礼のカードが用意されているようです。私たちは中国人に間違えられましたが、ジャパニーズと伝えて日本語のカードをもらいました。

 

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ザルツブルク大聖堂は聖ルーベルトと聖ヴィルギルにより献納されたことや、入り口の錆鉄製の門に3つの年号があると書いてあります。

 

774年にはアイルランド出身の司教で大修道院長のヴィルギルにより最初の大聖堂を建立し、献堂式が行われました。

 

1628年には、大火災の後、旧司教座聖堂が撤去されました。大司教マルクス・ジティクスがこの大聖堂の建築に着手、1628年9月25日に大司教パリス・ロンドンにより献堂式が行われました。

 

1944年10月16日に大聖堂の円蓋が空爆に直撃。大司教アンドレアス・ローラッハが、戦後の困難な時期に大聖堂の再建を指揮しました。1959年5月1日には、再び大聖堂でのミサが行われるようになりました。

 

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このロープウェーで、ホーエンザルツブルク城に行くことができます。

ロープウェーは聖ペーター修道院の横から出ているので、簡単にいけます! ロープウェーもホーエンザルツブルク城も、ザルツブルクカードがあればどちらも入場無料です。

 

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