ザルツブルクの街を一日中歩き回って疲れたので、夕食は宿泊している「PARK HOTEL」で取ることにしました。
ホテルの紹介はこちらです。スタッフの方は、英語が上手く喋れない私たちにも親切でした……ヨーロッパって、日本よりも経済的に余裕があるし、その心の余裕が優しさに繋がっているんだろうなぁと思いました。
PARK HOTELのレストラン
「PARK HOTEL」の入り口前には、「PIZZA」などレストランをアピールする看板もあるほどなので、普通に食事だけ食べに来る人もいるみたいです。テラス席は広々としていて、夏の夕方にとても気持ちの良い場所です。
道端で中国人に「PIZZAの店を探している」話しかけられ、ホテル内のこのお店をおすすめしました。
(私と夫は基本的に中国人と韓国人に間違えられる風貌をしているため、思いっきり中国語で話しかけられるのですが、一言も聞き取れずにポカーンとしているとさっと英語で話直してくれます。言語が切り替わった瞬間に意味がわかるようになる、あの不思議な感覚って一体なんなんでしょうね。)
ただ、PIZZAを求めてさまよっていた中国人の一行は同じく「PARK HOTEL」に宿泊していた人だったようなので、本当にこのレストランに行きたかったのか、それとも近辺で違うPIZZAの店を探していたのか……分かりません。私はなんの役にも立てなかったのかもしれません……。
まだまだ明るいですが、もうそろそろ21時になる頃です。テラス席は本当に心地よい空間でした。
メニューは全てユーロ表記で、結構いろいろあります。
ドリンクは、宿泊時に「レストランで食事をすれば1杯サービス」チケットをもらっていたのでそれを使います。
オーストリアの郷土料理を提供しているよ、ということなので、郷土料理を頼もう!!!
英語のメニューは、見ていると頭が混乱してきます。
こちらがサービスのテキーラサンライズです。他にもビールが選べたと思います。
郷土料理だ! と言っていたにも関わらず、夫はカルボナーラを注文しました。
ですが、このカルボナーラもよく見ると日本のカルボナーラとは雰囲気が違います。
チーズが多い!
さすがは乳製品の多い国です。クリームはあっさり目なのですが、チーズたっぷりで香りが良く、日本のカルボナーラがちょっとソース濃いめでべったりしているのに比べるとさらっと食べられる感じでした。
私は、オーストリアの郷土料理であるウインナーシュニッツェルを食べます。子牛にパン粉をつけて焼き上げたカツレツのことを言います。
ザンクトペーターのレストランと同様、ベリーのジャムが添えられています。なぜカツレツにジャムなのか、と聞かれると「文化だ」としか言いようがないのですが、揚げ物×甘いものの図式に震えます。
が、このベリーのジャムはかなり酸味も強いので、意外とあっさり食べられてしまうのです。カツレツとジャムがマッチしているのかどうかはよく分かりませんが、一緒に食べても普通に美味しいです。