懲りずにカフェにやってきました。何日もずーっと食べ歩いてばかりなのでそろそろ胃袋は限界です。更に、夫は甘いものは食べてくれないので1人で頑張るしかありません。
それでも、ウィーンでまだ食べ損ねているケーキがあるのです……。
Gerstner K.u.K Hofzuckerbacker
こちらのお店は、かなりケーキ屋さんよりのカフェです。というより、イートインスペースのあるケーキ屋さんといった感じ。エメラルドグリーンで統一された店内は可愛らしいです。
ケーキ以外にもチョコレート菓子やマカロンもあります。色使いが海外っぽい。
イートインスペースへはエレベーターか螺旋階段でのぼっていきます。店内のインテリアもいちいち可愛いのでずるいなぁという感じです。おしゃれ具合が半端ない。
階段の踊り場にはフランツ・ヨーゼフ1世やエリザベートのグッズも販売されていました。
イートインスペースでは、これまた可愛いテーブルと椅子に座ってから注文するスタイルです。
ソファとかがいちいち可愛いんですよ!! 色合いも絶妙です。
壁にはフランツ・ヨーゼフ1世の絵が。
シシィが大好きだったすみれの砂糖漬けも販売されています。さらに、店内2階からはオペラ座のエキシビションを見ることもできます!
タイミングよく利用するのがいいですね。オペラ座で提供されているケータリングと同じものも食べられるそうです。
ついに手を出しました。アプフェルストゥーデルです。アップルパイの皮が薄いやつっていう感じでした。
ことこと煮込まれたりんごは、日本と比べると甘酸っぱいです。量はかなり多いので、めちゃくちゃ苦しくなりました。
粉砂糖もたっぷりかかっています。美味しかった!
もう一つ食べたかったのがこちらです。アプフェルストゥーデルと同様に粉砂糖がたっぷりかかっていますが……。
これは、カルディナールシュニッテンというケーキです。メレンゲをたっぷり混ぜ込んで焼き上げた生地の間に、バニラクリームをたっぷりサンドしてあります。
表面サックリふわふっわの生地に、とろりととろけるクリームがたっぷり! 日本で食べた時にその美味しさに衝撃を受けました。
ウィーンのカルディナールシュニッテンは、甘さこそちょっと強いものの味わい濃厚で美味しかったです。ウィーンの伝統菓子で、ウィーンのお菓子の中では軽い食べ心地が特徴です。
いやぁ、それにしてもたくさんのケーキを食べました。概ね満足です。