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世界遺産のゼメリング鉄道に乗って、ミュルツツーシュラークに行ってみよう!

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今日はウィーンの中心部を離れ、世界遺産に登録されているゼメリング鉄道の旅に出ます。

私は観光地やグルメの担当、夫は鉄道などの乗り物を始めとしたコアな部分の担当なので、満遍なくその土地を楽しめているような気がします。私一人だったら、絶対に「世界遺産に登録されているゼメリング鉄道」なんてものの存在にすら気付かなかったことでしょう。

 

ゼメリング鉄道の旅

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駅で見かけた、顔がどーんとのっている電車です。この電車の形は、タウルス…? だったかな。※夫によるとTRAXXだそうです。

夫が帰国後に「駅で見た電車の模型が売ってるよ!」と言ったものの中に、この顔の電車もあったような気がします。

 

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今日の電車は内装がちょっと違う感じです。

どうやらチェコからやってきている車両を使っているようで、夫は非常に喜んでいました。

 

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心なしか座席の感覚に余裕があり、内装も綺麗なような気がします。

ヨーロッパは一続きの大陸なので、鉄道会社や場所が違うにも関わらず「とりあえずこれ使っとくか」的な車両の使い方が多いみたいで、その適当な感じが鉄道ファンにはたまらないみたいです。

 

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私が特に気になったのは、車内で食べられるメニューです。
これまでに乗ってきた電車の中で、一番料理に気合が入っています。
シェフが腕を組んで並んでいる写真なんて、これまではありませんでした。読んでみると、一流シェフを揃えてめちゃくちゃおいしいものを造っているのでぜひ食べてくれというような内容でした。

 

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写真もかなり気合が入っているし、美味しそう!!
ただ、朝ごはんもラウンジで軽食も食べていたのでもうお腹には入らず…。

 

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今度乗る時は食べてみたいなと思いました。

 

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私が旅のお供に持ってきていたのは、お気に入りのザッハーのザッハトルテ、ミニサイズです。

世界遺産を背景にザッハトルテの写真を撮ろう&おやつに食べようと思って持ってきました。

 

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ゼメリング鉄道はオーストリアの首都ウィーンの南西にあるゼメリング峠を通る、ヨーロッパで最初の国際標準軌間を採用した山岳鉄道です。

鉄道全体が世界遺産に登録されているという、珍しい鉄道です。

 

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山岳鉄道というだけあって、ぐねぐねとしたカーブの道が続きます。

カーブ中、緑の山々の中に電車のお尻が見えたりと、中々目にすることのできない景色に夫はシャッターを切り続けていました。

 

私はザッハトルテと山の景色の写真を撮っていました。

 

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濃い緑と、夏の爽やかな空の色がなんとも美しく、ボーッと窓の外を眺めているだけでも飽きることがありません。

 

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途中、ありました。

 

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ゼメリング駅です。

ただ、ここで降りても特に何もない(山登りができるくらい?)なので、このまま電車に乗ってミュルツツーシュラーク駅を目指します。

 

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グロッグニッツ駅からゼメリング駅を経由して、ミュラツツーシュラーク駅まで。

走行距離は41.825キロメートル、高低差は460メートル!

ゼメリング鉄道の設計者であるカール・リッター・フォン・ゲーガは機関車に最新技術を搭載し、急勾配やカーブを克服しました。ゼメリング鉄道の軌道上には14のトンネル、16の高架橋、100を超える石橋に、11の鉄橋があります。

「よく走ってるなオイ」というような意味も込めて、世界遺産に登録されています。

 

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ミュルツツーシュラーク駅に到着しました! 基本的には何もない!! 

いや、これが実は見どころのある町なんですよ。軽井沢的な避暑地としても人気なのだそうです。続きは明日の記事で!