街全体が銀座のようなスイス、チューリッヒ。この街はチョコレートも有名です。中でも有名ブランドが「Confiserie Sprungli」です。日本には未出店ですので、スイスに来たからには必ず訪れておきたい場所です。
Confiserie Sprungli
本当に銀座のような通りの一角に、お店はあります。購入スペースと、イートインスペースがあり、店内もかなり広いです。
購入スペースだけでもこんな広さ!! チョコレートやマカロンが所狭しと並んでおり、親切な店員さんが試食をさせてくれたり、どれにするー? と話しかけてくれたりします。
これだけたくさんのチョコレートがあると、やっぱり私も買いたくなる……
量り売りもできますし、1粒からでも購入可能なのでちょっと買うことにします。
マカロンも……美しい……すべすべした表面を撫でたい。これをこのまま部屋の壁紙にしたい。
クリームたっぷり!!! かなり厚みがあるタイプです。あー、いいなー。
あー。
チョコレートー。
トリュフーーーーーーーーーー。
気が遠くなりそうです。一体この場所に、合計いくつのチョコレートとマカロンがあるのでしょうか。
スイスは実は、チョコレート大好き国。年間に一人が消費するチョコレートの量はなんと12.4kgです!! 日本人のチョコレート消費量は年間2.2kgなので、6倍もチョコレートを食べているのです。
スイスはミルクチョコレートが主流です。カカオがヨーロッパに伝わったのは大航海時代、初めは貴族の贅沢なドリンクとして楽しまれてきました。
固形にしてみようともしたのですが、どうしてもカカオのざりざりっとした感じが今ひとつ……
そこに名案を思いついたのが、スイスのアンリ・ネスレとダニエル・ペーター! コンデンスミルクを使用すると、チョコレートのコクとミルクのなめらかさが合わさって風味豊かなミルクチョコレートができることに気付きました。
さらに、チューリッヒでココアを製造していたルドルフ・リンツがチョコレートとコンデンスミルクにココアバターを練り混ぜられるかくはん機を作り上げ、柔らかくてなめらかなチョコレートが誕生したのです。
こうしてスイスはチョコレート大国となりました。そんなスイスが送るチョコレート、お土産にも、自分のおやつにも、買って帰るしかありません!!
イートインスペースで食べられるケーキもかなり美味しそうなので、時間とお腹に余裕のある方はそちらもぜひ。