Try Something New

この世界の秘密を見つけ出すために、どんなことでもやってみて、いろんなことを考えます。

“TRY

古びているのがかっこいい、レトロおしゃれな『mochajava cafe 大久保本店』

f:id:utautan:20180118185720j:plain

 

壱岐島の中心地と思われるところに連れてこられました。歩いているとすれ違う人のほぼ全員があいさつやらちょっとした声かけをしてくるので、人との関わりを恐れる私は終始ビビりっぱなしでした。

 

「余所者だ!」と思われているのかと思ったのですが、ここで私は俗にいう「田舎の人たち」の特徴について一つピンときました。

 

mochajava cafe 大久保本店@壱岐島

f:id:utautan:20180118185716j:plain

 

田舎の人たちは、お互いのことをよく知っています。すっとすれ違う時にも、「●●の用事でどこどこに行くの」と聞いてもいないのに当たり前に情報交換をしています。

これにより、彼らはお互いがどんな目的で何をしようとしているのかを常に把握しあいます。これは、ある意味安心です。全員が自分の知っている範囲で行動しているため、予測不可能な出来事が起こらないからです。

 

対して都会の人たちは、ちょっと顔見知り程度の人に自分のこれからの予定を共有したりはしません。知らないけれど、きっとおかしなことはしないだろうという前提のもとに社会を成り立たせています。

(おかしなこととは、殺人や強奪、人を脅かす行為など)

 

f:id:utautan:20180118185726j:plain

 

よく、「田舎は人があたたかい」などと言いますが、私は逆だと思いました。お互いの行動について情報交換し合うこの行為は、心のあたたかさからきているわけではなく、「疑い」「性悪説」に基づく行為なのではないかと思ったのです。

その証拠に、きちんと情報共有しない人に対しては「あの人はなんか変だ」と、除外する方向に力が働くこともあるのです。

 

「都会は人が冷たい」というのもよく言われますが、お互いの情報交換無しに社会を成り立たせるためには、全員がある程度のルールに則って行動することが求められます。すれ違う人が急に自分を襲ったりはしないだろうという「性善説」を元に成り立つ社会です。

 

f:id:utautan:20180118185724j:plain

 

そう考えると、やっぱり私は田舎には向いていないな、と思ってしまうのでした。

 

さて、話をお店に戻しましょう。築年数がかなり古そうなこちらのお店、店内は可愛らしくリノベーションされています。

 

f:id:utautan:20180118185723j:plain

 

2階もあります。

 

f:id:utautan:20180118185722j:plain

 

メニューはこんな感じで、ハンバーガーや生姜焼き、チキン南蛮など、腹ペコな人が選びたくなるようなメニューがひとしきり揃っています。

 

ハンバーガーは650円! 壱岐島価格、安い。

 

f:id:utautan:20180118185721j:plain

 

飲み物はそんなに変わりませんでした。

 

f:id:utautan:20180118185719j:plain

 

こんな感じで、お店は可愛らしい雰囲気です。なんとなく落ち着きます。

 

f:id:utautan:20180118185718j:plain

 

ノーマルなハンバーガーを注文しました。

バンズはふわっふわ、ゴマのプチプチ感と大きめにカットされた玉ねぎのシャクシャクとした食感が美味しいです。

 

f:id:utautan:20180118185715j:plain

 

コーヒーは大容量で、ちょっとお腹がたぷたぷになりました。金額はそこまで安くないけれど、この量なら大満足です。

 

田舎ならではなのか、店内では遭遇した知り合いがあいさつを交わしたり、知らない人に話しかけたりするシーンも目にすることがありました。きっとそれが「田舎のよさ」なのでしょうが……。

 

やっぱり私には、田舎が怖い。

 

店舗情報

アクセス 長崎県壱岐市勝本町勝本浦359
営業時間 [月〜水]11:00〜20:30
[金〜日]11:00〜22:00
定休日 木曜日

 

by カエレバ