壱岐島に来たからには欠かせないものその2、壱岐牛を食べに来ました。この島、思っていたよりも名物食材が多いです。
東京から遠く遠く離れたこんなところに、強力な食材がたくさん隠されているなんて思いもしませんでした。
料理店の実力でいうと、東京の方がはるかに高いです。洗練されているし、味はどんどん向上していっている。なにせ競争が激しいから……。こういう地方のお店は、お店の料理自体が絶品というよりは、とにかく素材が強い。そのまま食べて美味いものが出せるっていうのは、地方の強みだなと思います。
肉のうめしま@壱岐島
壱岐牛の取り扱いに関して、認定店? になっているようです。賞状なども並んでいます。よほど美味しいということなのだろう、と期待に胸が高まります。
壱岐牛も赤うにと同様、九州外に出回ることがほとんどないので、東の人間にとっては「幻の牛」と言われているのです。
メニューはこんな感じです。壱岐牛が多くなればなるほど、お値段も高くなる傾向にあります。
牛って、育てるのになかなか時間がかかるんですよね。手間もかかるし。生まれてくるときは一頭ずつだし。そう考えるとこれくらいのお値段が妥当なんだろうなぁということが分かってきます。
ランチセットもありましたが、結構高かったので私は石焼ピビンバにしました。880円です。一応、壱岐牛もちょっとだけ入っています。
セットのキムチとわかめスープが先に出てきました。キムチはキリッと辛く、わかめスープは塩気がきいていて食欲を刺激される味です。
この壱岐牛は私のランチではなく、近くで食べていた人のランチです。霜降り具合が結構強いです。
壱岐牛は脂身が多く、口の中でとろける柔らかさ、なめらかさ、甘さが特徴です。見た目から、結構脂身がきついのでは……? と思う方もいますが、この脂がまたさらりとあっさりしていて、私はまだ全然、何枚でも食べられます。
こちらが私の石焼ピビンバです! 石焼なので器はアチアチです。具材を豪快に混ぜたら、器の外側に薄く広げていって、おこげを作ります。
しばし置いたら実食!!!!! お肉はとても柔らかく、そして甘いです。韓国料理専門店じゃないし、ピビンバの選択は正しかったんだろうか……? と不安になりましたが、大正解でした。
お店のお姉さんも「うちのピビンバは美味しいんですよ。」と言っていたのですが、その言葉に偽りなしです。
こちらはまた別の人が食べていた牛丼です。770円かな、安い。卵の半熟具合が絶妙で、日本人が大好きな甘辛い香りが漂っていました。
やるな壱岐牛、そして壱岐島。美味しいものがあればそれだけで満足する私でした。
店舗情報
アクセス | 芦辺港より徒歩1分 |
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営業時間 | 11:30~14:30 (L.O) 17:30~21:30 (L.O) |
定休日 | 水曜日 |
株式会社 若宮水産
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